2008年の夏季五輪北京大会から10年。かつての会場が廃墟と化して雑草に覆われる光景を、写真家のグレッグ・ベイカー氏が撮影した
かつて橋本治は女子高生だった。その後、光源氏になったり『平家物語』という名の日本上古史になったりいろいろしたけど、1970年代には桃尻娘だった。だから誰よりも的確に少女マンガをキャッチしていた。当時、オタクという言葉はまだなくて、マンガを評論するのは異例中の異例だったが、女子高生にそんな世間の事情は関係ない。好きだから読む。語る。自分が同化して「そのもの」になってしまう。本書はそのようにして書かれた画期的な少女マンガ評論の古典だ。 取り上げられているのは倉多江美、萩尾望都、大矢ちき、山岸凉子、江口寿史+鴨川つばめ、陸奥A子、土田よしこ、吾妻ひでお、大島弓子。 本書は社会批評としても秀逸だ。たとえば著者は、萩尾望都の『ポーの一族』を、懐かしい時間への回帰循環の物語とし、閉塞化していく戦後社会と、葬り去られた子供たちへの鎮魂歌だとする。だが挫折しても希望は消えない。少年少女は何度でも挑戦を繰り
みなさんの周りはインフルエンザは大丈夫ですか? 私は記憶にある限り一回もかかったことがないのですが、今日はインフルエンザのドイツでのお話。 ドイツに来てから全然風邪をひかなくなった。インフルエンザの流行なんてない。街で電車でマスクしてる人も見ない。 なぜか。 結論:調子が悪い人は、休んで家にいるから。 十分に病欠できる環境が用意されてるのは、素晴らしい。 休まず働くことは、他の誰かの休みを削ることになる悪循環。 — ピアニシモ (@drpianissimo) January 24, 2019 以上のツイートに、体調が悪くても休めない日本の労働環境の悪さに対する怨嗟のリプがぶら下がっています。 実は、おんなじようなツイートが、ちょうど1年前にもありました。 ドイツでインフルエンザ予防接種するなんて全く聞いたことないしそれでも全然流行しないけど、日本では大流行しちゃうのは、インフルかかっても仕
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