前のページへ 1|2 ※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています また、“オトナ”な印象も強くなっていくと前述したが、今回の「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」では明確に“性的”なシーンが登場する。2016年版しか知らない人にとっては、びっくりするか気まずくなってしまうかもしれないが、間違いなく今回のすずの複雑な心境を描くためには必要であった(子どもが見ても問題がない程度でもある)。心して、見届けてほしい。 花澤香菜の演技の“ただ事じゃなさ” この「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」には、2016年版にはいなかった“テル”というキャラクターが登場する。彼女はリンと共に遊郭で働く女性であり、演じているのは押しも押されもせぬ人気声優の花澤香菜だ。 (C)2019 こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会 彼女は客となった若い水兵と川に飛び込み、風邪をこじらせてし