7日に都内で開かれたセ・リーグ理事会で、順位決定後に公式戦を打ち切る案が検討されたことが分かった。 消化試合をなくすことが目的で、リーグ関係者は「レギュラーシーズンとクライマックスシリーズ(CS)の空き日を詰めるのとは趣旨が違う。やっても意味のない試合は打ち切ってもいいのでは、ということ」と説明。今季のセでは、3日に全ての順位が決定後、4日以降の公式戦はいわゆる消化試合となっており、パ・リーグでもCSファーストステージ(12日〜)の期間中に公式戦の楽天―オリックス戦(12、13日)が予定されている。セのアグリーメント第3条の2では「順位決定後の未消化の試合は打ち切ることがある」とされ、過去に50、53年に日本シリーズや日米野球との日程関係で公式戦を打ち切った例もある。セは今後も議論を重ね、来季以降に公式戦打ち切りを実施するか結論を出す。