これだけではない。2月4日の衆院予算委では首相は約20分間で、「久兵衛」を6回連呼していたのである(朝日新聞2月6日)。 立憲民主党の黒岩宇洋氏からの追及に対し、首相は「5千円の中には(高級な)『久兵衛』のすしはもちろん入っていない」、「秘書官に怒鳴るというのは、人間としてどうなのかな、と思うわけです」などと応戦した(朝日新聞デジタル2月4日)。 いったい何が起きているのか。 私は「首相とすし」について6年前から読み比べをしている。そう、これは最近のネタではないのである。 当コラムで昨年11月に書いたもの をまとめてみる。 ・2014年4月23日、来日したアメリカのオバマ大統領(当時)と安倍首相は「すきやばし次郎」で夕食。 ・しかしオバマは夕食会の前にホテルで「銀座久兵衛」の出前もとったという報道があった。 このあと「銀座久兵衛」の証言として、 「オバマ大統領が来日してホテルオークラに到着