北海道新聞8月20日付「長万部町、在来線『旅客廃止』を議論 広報誌で町民合意促進 利用少なく負担多額」によると、長万部町は北海道新幹線の並行在来線について、「旅客営業廃止の方向」で町民との合意形成に動き始めたという。 北海道新幹線札幌延伸区間の並行在来線(地理院地図を加工) 北海道新幹線の札幌延伸にともない、並行在来線としてJR北海道から分離される区間は函館本線の函館~小樽間で、沿線自治体と合意している。その処遇について、長万部駅を境に南の渡島(おしま)ブロックと北の後志(しりべし)ブロックで分けて議論されている。 2区間に分けて議論する理由のひとつに貨物列車の有無が挙げられる。渡島ブロックは本州と北海道を結ぶ貨物列車が走るため、鉄道そのものの廃止は考えにくい。しかし、後志ブロックの長万部~小樽間は貨物列車の運行がなく、旅客列車をバス転換すれば鉄道線路そのものが廃止になる。長万部町は2つの
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