新型コロナウイルス(新型コロナ)が厄介なのは、当初中国で発見された時から、野生動物絡みの恐ろしい感染症であるという認識を植え付けられたことや、日本では今年2月に「指定感染症2類相当」に指定されたところにある。 【こちらも】新型コロナは、そんなに怖いか? 正体不明の怖い感染症という呪縛から解放されてもいい頃では 実態が不明な初期の段階で強い警戒感を示すことは当然だが、その後の知見でそれほど深刻な感染症ではないと判明しているのに、未だに「指定感染症2類相当」という扱いが変わらないのは不適切だ。結果として今でも、25%~90%と突出した致死率のエボラ出血熱(1類感染症)と同等の扱いを医療機関に強いている。 日本ではほとんど確認されることがない1類感染症用の医療設備を備えた医療機関は、絶対数が少ない。そのため、重症者が多少増えただけで病床使用率が上がり、医療崩壊だと喧伝される。マスコミも大袈裟に伝