⚫︎本物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら マメチュー先生の調剤薬局 USAさんは嬉しそうにまゆさんに絆創膏を持ってきました。 「まゆちゃんバンソコこれでいい?見て見て!こんなに可愛いのー」 「可愛さよりも、傷口をしっかり保護するやつをくれ」 「…女の子っぽくないんだからって思うのは、あたしが古いのよね。で、なんでそんな傷をこさえたの?」 「ん?」 まゆさんは左手の親指付近に、けっこう深めの切り傷を作っていました。 「まゆちゃんって、しょっちゅうケガしてるわよねー、なんで?女の子なんだから…じゃなくて生き物というのはね、ケガには注意しないといけないものなのよ!」 実は、まゆさんはとてもせっかち。 ただの紙なのに、乱暴に扱うからかなんなのか、しょっちゅう手を切っています。 あまりにしょっちゅうやるので、素早く傷をふさげば、裂けた皮膚がつながるのでは
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