米AMDは4月9日、第1四半期(1~3月期)の売上高が12億2500万ドル程度にとどまるとの見通しを発表した。同社では1~3月期の売上高について、16~17億ドル程度との予想を第4四半期(10~12月期)決算発表時に公表していたが、その後3月5日には、この数字を「達成できそうにない」としていた。 AMDによると、コンピューティングソリューション部門で、売上高が10~12月期に比べ「急速に減少」したという。理由として、全般的な平均販売価格(ASP)の低下と、再販チャンネルでの出荷台数が「著しく」低かったことを挙げている。 AMDでは、事業の再構築に向けた計画を併せて発表。2007年の設備投資額を約5億ドル削減するほか、経費削減や新規採用の抑制などを行う計画。 AMDの1~3月期の決算発表は、4月19日に行われる予定。リストラ計画についての詳細も併せて発表するとしている。 関連記事 [WSJ]