※投げ銭スタイルの記事です。最後まで無料で読めます。 渋谷区で、同性カップルに対して「パートナーシップ証明」を発行する条例が可決されました。 こういう動きがあること自体には、今確かに日本で、セクシャルマイノリティに対する世の中のスタンダードがゆっくりと変化してきていることを感じ、嬉しく思います。 それと同時に、この条例自体のいくつかの問題点や、その裏で渋谷区が行おうとしている野宿者排除の問題が、ただこの変化を喜びたい心を重くしています。 私はセクシャルマイノリティ当事者ですが、LGBT活動家でもないし、野宿者支援に継続的に取り組んできたわけでもなく、どちらも何かアクションが起こった時など、機会があれば協力を示すというだけの立場です。 そんな私でも渋谷で断片的に見てきたいくつかの風景があります。渋谷区の野宿者排除問題を知らなかった人や、東京近郊にいないのでピンとこないという人にとっては、「渋