県警の機動隊員が拳銃を落とし、近隣住民が拾った現場=和歌山市橋向丁で2018年9月19日、黒川晋史撮影 安倍晋三首相を警護していた和歌山県警機動隊の男性巡査が実弾入りの拳銃を誤って落とした問題で、散歩中に拳銃を拾った現場近くに住む自営業の男性(78)は取材に「おもちゃだと思い、引き金に指をかけた」と証言した。実弾は発射されずに済んだが、「危ないところだった。警察は管理がずさんだ」と訴えた。 男性は夜の散歩が日課で、14日も普段通り午後8時前に自宅を出たところ、車道と歩道を隔てる側溝のふたの上に拳銃が落ちているのを見つけた。手にするとずっしりとした重さを感…