ノーバート・ウィーナーは、不確実で予測のできない環境変化に対応するためにどうすればよいかを考え、「サイバネティックス」という概念を生み出した。操舵手という意味のこの言葉は、予測可能な「天文学」の世界ではなく、正確な予測のできない「気象学」に対応するための方法を示している。もともと、不規則に旋回を繰り返すゼロ戦を撃ち落とすためのロジックを依頼されたウィーナーは、それが方程式で計算できるものではなく、確率論的にしか処理しようがないことを見て取った。(ゆえに100%確実にとはいかない。) ウィーナー サイバネティックス――動物と機械における制御と通信 (岩波文庫) 作者: ノーバート・ウィーナー,池原止戈夫,彌永昌吉,室賀三郎,戸田巌 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2011/06/17 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 41回 この商品を含むブログ (14件) を見る ウィー
![サイバネティックスからオートポイエーシス、自他非分離の〈場〉への流れ - LIFEHACK STREET 小山龍介ブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0aa651c5124c806923f100ebfd69372e7c5dd079/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51DWuN12dfL.jpg)