こんにちは、かずひろ(@kazurex1215)です。 多くの大作映画が公開されている2016年の映画界、私が一番心待ちにしていた映画が7月29日に封切を迎えた。社会現象を巻き起こした『新世紀ヱヴァンゲリヲン』の生みの親である庵野秀明総監督を筆頭に、樋口真嗣や尾上克郎など特撮のプロフェッショナルを従え、総勢328名の豪華キャスト陣で送るシリーズ31作目にして12年ぶりの“日本産”、その名も『シン・ゴジラ』。 逃げ惑う民衆の叫び声とPOVの臨場感でのみ構成された特報映像に始まった完璧な情報統制は、界隈のファンを騒然とさせた事は記憶に新しい。やっとのことで解禁された予告編も、BGM以外は一切の音声が流れず、政府役人の緊迫した会議シーンやヱヴァンゲリヲンで魅せた戦車の隊列、そしてあの不気味なゴジラが東京を蹂躙するという断片的な情報しか与えられず、ストーリーすらも明らかにされていなかった。 「あの