住んでいる団地の夏祭りが、少し前にあった。 私は、夏祭りの係。 中1娘も私と一緒に手伝ってくれた。 私は、会場案内係。 娘は、かき氷の係。 今も時々そうだが、私にピタリとくっつき『母子分離不安』と言われた娘が、少しずつ、こうやって私から離れるようになった。 娘以外のかき氷係の3人は、私と同じように、祭りの係の方。 だが、娘にとっては、その日初めて会う、中年女性に囲まれての、かき氷係。 そんな中、娘は私に頼ることもなく、かき氷の受付をしっかり最後まで、やりとげた。 また、祭りには、無関心だった15才と10才の息子2人も 「お母さんが係なら、祭りの食べ物が無料だから」 「まっ、暇だったし」 という理由で、当日2人連れだって顔をだしてくれた。 たいして規模も大きくもない、食べ物だって、大したものはない団地内の祭り。 特に、15才の息子にとって、この祭りに面白いものなど、何1つないのに。 昨年は、