東日本大震災の被災地でガソリンが不足し、発電機が使えなくなることが多かったことから、家庭にあるプロパンガスで動かせる小型の発電機が開発されました。 開発したのは、大手自動車メーカーの「ホンダ」で、家庭にある一般的なプロパンガスのボンベ1本分に当たる50キロのガスがあれば、およそ100時間発電できるとしています。 価格は、発電機やホースなどを合わせておよそ23万円で、すでにガス機器メーカーを通して2か月前に発売されていますが、2000台の受注があったということです。 通常、発電機の燃料にはガソリンがよく使われますが、震災の被災地では、調達が難しい状況が続いたため、今回、家庭にあるプロパンガスでも動かせる発電機を開発したということです。 ホンダの志賀雄次事業本部長は、「震災以降、万が一の災害に備えるというニーズが出ており、今後も製品の開発を進めたい」と話していました。 自動車メーカーの間では、