ガソリン高騰で、日産、トヨタ、三菱、GM、フォード他と続々電気自動車への取り組みを明らかにしている。だが、こうした競争に先んじるばかりではなく、ブランドとしての商品価値を加え、先行する企業がシリコンバレーに存在する。スポーツタイプの電気自動車を手掛けるテスラモーターズだ。 今年5月、同社の主力車種、テスラ・ロードスターの販売店がロサンゼルス市内のハリウッド側にオープン。音楽プロデューサーのクインシー・ジョーンズ、女優のダリル・ハンナらが参加し、場を盛り上げた。2号店はスタンフォード大学側に開設予定。気になるテスラ・ロードスターの価格は10万9000ドル(約1150万円)から。一般人には高い電気スポーツカーだが、次にホワイトスターという約600万円ぐらいの量産セダンが出る予定。テスラはその先に、300万円台の電気自動車も出していく。ベンチャー企業のテスラ・モーターズだが、トヨタ、ホンダ、G