就活問題・労働問題・教育問題などをとことん考察していくブログ。たまに、就活生・労働者を擁護する言説を批判することも。「日本の就活って何だかおかしい!」と漠然と感じている人から「就活のおかしさをきちんと勉強したい」と考える人まで是非御覧下さい。 少し前に書いた「疲弊する教員に過大な要求をする社会であってはならない」という過去記事で、濱口桂一郎さんのブログ記事を紹介した。そのブログ記事は「いま、先生は」という本の紹介をしながら、妙な色合いの付きすぎた「教育問題」としてではなく「労働問題」として教師たちの現状を見つめることの必要性を説くものであった。 ここのところ、この濱口さんの問題提起を考えるべきニュースが散見される。例えば今月17日の朝日新聞では、全日本教職員組合が実施した幼稚園・小中高校などの教職員の勤務実態調査において、教員の時間外勤務が1カ月平均で72時間56分、自宅に持ち帰った仕事の
就活問題・労働問題・教育問題などをとことん考察していくブログ。たまに、就活生・労働者を擁護する言説を批判することも。「日本の就活って何だかおかしい!」と漠然と感じている人から「就活のおかしさをきちんと勉強したい」と考える人まで是非御覧下さい。 言うまでもないことのような気がするが、「ブラック企業」という言葉には「企業」という言葉が含まれている。ゆえに、労働環境の問題を考える際に「民間企業」の実態に思いを巡らせる人が多くいるかもしれない。しかし当然、問題視すべきはそれだけではない。 17日の朝日新聞に「教員の"残業"月95時間超 10年で14時間増える」という記事が載っていた。この記事によると、全日本教職員組合が実施した幼稚園・小中高校などの教職員の勤務実態調査において、教員の時間外勤務が1カ月平均で72時間56分、自宅に持ち帰った仕事の時間も含めると同95時間32分にのぼったことが明らかに
就活問題・労働問題・教育問題などをとことん考察していくブログ。たまに、就活生・労働者を擁護する言説を批判することも。「日本の就活って何だかおかしい!」と漠然と感じている人から「就活のおかしさをきちんと勉強したい」と考える人まで是非御覧下さい。 一昨日、消費税率が2014年4月に5%から8%に上がることが決まってしまった。消費税増税批判としてよく言われるのは、「1997年に消費税率が3%から5%に引き上げられた時、日本全体の税収は減った」というもので、この度の消費税増税に対しても専門家によってこのような批判が向けられることがあるかと思う。つまり、「増税=増収」となるとは必ずしも限らないということだ。 ただ、安倍総理はこの度の消費税増税の目的として「社会保障を安定させ、厳しい財政を再建するために、財源の確保は待ったなしです。だからこそ昨年、消費税を引き上げる法律に私たち自由民主党、公明党は賛成
就活問題・労働問題・教育問題などをとことん考察していくブログ。たまに、就活生・労働者を擁護する言説を批判することも。「日本の就活って何だかおかしい!」と漠然と感じている人から「就活のおかしさをきちんと勉強したい」と考える人まで是非御覧下さい。 「脱社畜ブログ」という、日本の労働環境に疑問の目を向けたり、「労働」という行為を相対化することを試みたりしているブログがある。僕もこのブログで労働問題について論じていることもあり、「脱社畜ブログ」の主張に共感することも少なくない。しかし、一方で違和感を覚えることもしばしばある。 肝心の違和感の中身だが、それは「脱社畜ブログ」も「社畜」も向いている方向は違えど、実は結構似た者同士なんじゃないかということだ。どのような点が似ているかに触れる前に、僕が違和感を持つきっかけとなった「脱社畜ブログ」の「"やりがいのある仕事"という幻想」という記事における記述を
わたくし、id:bogus-simotukareは、2009年10月4日、http://b.hatena.ne.jp/entry/www.47news.jp/CN/200910/CN2009100401000109.htmlのはてなブックマークのコメント欄において、id:sorarisu0088氏の名誉を著しく傷つける誹謗中傷を行った。この件に関し、わたくしはid:sorarisu0088氏に謝罪いたします。今後わたくしはid:sorarisu0088氏についてなんらネット上で中傷を行わないことをここに誓います。また、IDコールやネットストーキングをせず、id:sorarisu0088氏との接触の中で知りえた彼の個人情報を悪用しないことを誓います。 2009年10月24日 【2012.2/20追記】 別に「どっちもどっち」で居直るつもりもないのだが俺に謝罪要求した人の非常識きわまりない悪口
原発など原子力施設で働く民間人への身辺調査制度づくりを話し合う原子力規制委員会の外部専門家会議「核セキュリティに関する検討会」で、委員の櫻井敬子学習院大学教授が「子どもが難病で、非常に治療費が高額になる従業員の場合だと、割と誘惑しやすい」とのべていたことがわかりました。難病患者を家族に持つ従業員を情報漏えいの「リスクのある類型」とする暴言で、秘密保護法の人権無視の差別的側面も浮き彫りになりました。 この発言があった検討会は、秘密保護法案に盛り込まれている「適性評価制度」の“原子力施設版”づくりをすすめる会議である「核セキュリティに関する検討会」。 今年7月に行われた2回目の検討会で櫻井氏は、「客観的にリスクのある類型というのは考えられる。機微な情報に触れるような人に対して、(情報漏えいをそそのかす側から)『この人は落としやすい』と思われる弱点を持った人間というのは客観的にある」と発言。 そ
関連記事「株式会社はてなから情報開示請求を知らせるメールが来ました」を書きました。(2015年1月24日) 関連記事「舞田敏彦さんからDMCA違反の申し立てがありました」を書きました。(2016年9月29日) 先日、このようなツイートを見かけた。 2013年春の大学学部卒業生・博士課程修了生の進路図。何度でも言う。この現実を知らねばならぬ。 pic.twitter.com/CYaqFfowBB — 舞田敏彦 (@tmaita77) November 6, 2013 大学の博士課程を修了した者が、その後、正規雇用されず、多くが不安定な職業に甘んじたり、死亡したりした、とするツイートである。行方不明者がいるとまでは言っていないが、そのように誤読する者も多かった。 このツイートに対する主たる反響は、次のようなものであった。 【怖すぎ注意】学生の人はこの現実を必ず知っておいたほうがいいぞ・・・ 大
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