パナソニックホールディングスの子会社は、エアコンなどの設置工事で資格者を配置しない法令違反の状態で2万2000件以上の工事を行っていたと発表しました。 法令違反が確認されたのは、大型家電の設置工事などを請け負っている「パナソニックコンシューマーマーケティング」です。 エアコンやテレビ受信用アンテナの設置工事の際には、「主任技術者」という国家資格を持つ担当者の配置が法律で義務づけられていますが、会社はことし5月、一部工事で配置していなかったと明らかにし、外部調査委員会が件数を調査していました。 その結果、2012年度以降で資格者不在の状態で行われた工事が、2万2821件確認されたということです。 法律に対する認識の甘さなどが要因だったということで、再発防止を徹底するとしています。