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ブックマーク / yosyan.hatenablog.com (8)

  • 認知症徘徊事故訴訟 - 新小児科医のつぶやき

    事件の概略はこのあたりを参照にしています。一審段階からのマスコミ記事もあるのですが、元記事を引っ張り出せなかったので記憶に頼って付け加えます。 4/24付朝日記事 4/24付日経記事 事実関係はシンプルで、 認知症で徘徊行動を起こす人をが自宅で介護していた 同居していない息子夫婦も介護に協力していた 「がまどろんだ数分の間」(朝日記事)の間に父は家から抜け出した 父は電車(JR)にはねられて死亡 JRは介護にあたっていたと息子夫婦に720万円の損害賠償を請求 一審は満額、二審は介護に直接当たっていた母()に半額の賠償を認めたこの判決を聞いて震え上がったのはまず現在認知症を持つ人を介護している人でしょう。さらに医療関係者も震え上がっています。入院患者の中には認知症患者も少なからず含まれており、病院から脱出して徘徊行動に至る患者は現実に存在するからです。その患者が今回のような列車事故を

    認知症徘徊事故訴訟 - 新小児科医のつぶやき
  • 1.17がまた巡ってきた - 新小児科医のつぶやき

    東日大震災で一段と影が薄くなってしまいましたが阪神淡路大震災の日です。なんだかんだと言われても、阪神淡路大震災の被災者にとっては忘れられない日です。そのため今日だけは当ブログでもこの震災関連の話題を扱ってきました。全国的にはマイナーになってしまった話題ですが、さすが地元紙は大きく取り上げています。つか地元紙が取り上げなかったら、どこも取り上げないと言うところです。 阪神大震災と東日大震災はなにかと比較されますが、私が思うところでは東日大震災被災者及び被災地の未来を暗示している部分はあるとは考えています。そっくり同じにはなりませんが、似るところは似るだろうの見方です。地元紙記事程度の情報ですが、覚えている範囲で少し考えてみます。とりあえず、あれから19年経って住民の8割が入れ替わったなんてデータが出ていました。たぶんこれはあくまでも住民票上のお話で、市内の転居も含まれているでしょうし、

    1.17がまた巡ってきた - 新小児科医のつぶやき
  • 秘密保護法と軽減税率とマスコミ - 新小児科医のつぶやき

    ブログも書けないほど忙しいのでサラッと感想程度です。秘密保護法は どうやら問題を含んでいそう これぐらいの理解でしかないのは白状しておきます。とうてい条文をいちいち挙げて分析するほどの余裕はありません。正直なところ業で手いっぱい状態です。仕方がないのでマスコミ情報を流し読みしていますが、これがまたサッパリわかりません。マスコミが秘密保護法に反対しているぐらいはわかるのですが、とにかく「反対」しか書いてなく、具体的にこの法律が成立すると従来とどう変わるのかが判然としないと言うところです。それでも一つの焦点として「取材方法の制限」が問題視されている「らしい」ぐらいは何となくわかります。ここだけは何故か具体的な事例が挙げられていて、 西山事件 wikipediaにある最高裁判決文の一部を引用しておきますが、 当初から秘密文書を入手するための手段として利用する意図で女性の公務員と肉体関係を持ち、

    秘密保護法と軽減税率とマスコミ - 新小児科医のつぶやき
  • 子供がプロレスを知らない時代 - 新小児科医のつぶやき

    ビフォーアフターって番組を娘が好きなので付き合っていました。今回は新日プロレスの合宿所のリフォームです。リフォームの内容はちょっと置いておいて、今さらながらに驚いたのは中2の娘はプロレスをまったく知らないことです。覆面選手(獣神サンダー・ライガーだったかな?)が登場していたのですが、 どうしてマスクを取らないの? これを聞かれて返事に詰まったってところです。番組内容からプロレスはなんらかのスポーツ、それも格闘技系らしいぐらいは分かったようですが、プロレスと言うスポーツ(と言ってエエのかな?)自体の存在を知らないのです。マスクがなんらかのコスチュームらしいまでは推測できても、試合でもないのになぜにマスクをしているか(それもヘルメットまで被って)不思議だったようです。思い返してみると、そりゃ知らないだろうと思わざるを得なかったってところです。 でもって、なんとか説明しようとしてハタと困りまし

    子供がプロレスを知らない時代 - 新小児科医のつぶやき
    kazutaka_ueyama
    kazutaka_ueyama 2013/06/06
    他のスポーツにプロレス的エッセンスは反映されてたりするのです。プロ野球の引退試合でのお約束とかが典型(それに則らなかった選手とかネタにされるし)大相撲だと大一番の立合いはがっぷり四つが理想みたいな
  • 自浄作用の難しさ - 新小児科医のつぶやき

    犯罪的であっても犯罪では無い(法的に取り締まるのが難しい)存在と言うか、はっきり言って人物は、業界での自浄作用をマスコミ的には求められます。これはマスコミでなくとも業界に所属している人間にとっては傍迷惑な存在であるだけでなく、しょせん「同類」として同じ業界人であるから同じような人物であろうと見なされる屈辱を味合わなければならない事があります。弁護士のようにギルド的な組織があればまだしもですが、そうでない業界はこの自浄作用が非常に難しい側面があります。 具体的に医療界で例を挙げながら説明していくと、 ピカの毒はうつる こういう趣旨の放言をなされている医師がおられます。この放言も単発ならまだしも連発です。もちろんこれだけでなく、あえて紹介はしませんが、幾多の放言で医療関係者の眉を顰めさせている著名なヘイトスピーカーでもあります。とくに今回の「ピカの毒はうつる」は「はだしのゲンでもそうなっている

    自浄作用の難しさ - 新小児科医のつぶやき
  • 純正反原発派の興亡 - 新小児科医のつぶやき

    まだ可燃性のあるネタですが、 単純に反原発派が自滅しただけである〜なぜ反原発派が惨敗したのか? togetterなんですが、読んでの感想です。福島原発事故のインパクトは大きいものでした。そりゃ爆発するは、放射能は漏れるわですから、多くの人が原発は危険と思ったはずです。あれ見て「余裕で安全♪」なんて感じた人は少ないと思っています。当然のように原発停止、原発廃止の世論が盛り上がりました。そこまでは自然の流れかと思っています。私のツイッターのタイムラインは比較的穏健な持ち主で基的に構成されている「はず」なんですが、それでも「即停止、即廃炉」の意見で溢れかえっている時期がありました。 でどうなって行ったかです。記憶に頼るので間違っている部分はあるかもしれませんが、原発問題は放射能被害と言うか放射能の影響と密接に連動します。放射能重懸念派と言うべき人も多数おられました。もちろん関連性は十分にあるの

    純正反原発派の興亡 - 新小児科医のつぶやき
  • 双葉病院事件の説明会 - 新小児科医のつぶやき

    ソースは、 9/30付産経 9/30付産経 10/1付福島民報 10/1付m3.com ここからです。3つは同じ説明会(双葉病院)の様子を報じています。 ■まずは産経 院長「謝罪の必要ない」 怒りの遺族、退席相次ぐ 双葉病院50人死亡 政府事故調の報告に続き、双葉病院は病院側の責任を否定したが、鈴木市郎院長(78)が「謝罪の必要はない」と話すなどしたことに遺族側は激高。途中で退席する遺族が相次いだ。 「亡くなったことに対しては謝罪はなかった」。ドーヴィル双葉にいた姉=当時(79)=を亡くした会津美里町の男性会社員(67)はそう憤る。男性会社員によると、説明会で鈴木院長は「謝罪の必要はない」「家族が病院側に安否を問い合わせるべきだ」と神経を逆なでするような発言をしたという。男性会社員は公開質問状の提出を検討する考えを示した。 浪江町の主婦(53)は双葉病院にいた兄=当時(62)=を亡くした。

    双葉病院事件の説明会 - 新小児科医のつぶやき
  • 新宿区の基準病床数 - 新小児科医のつぶやき

    基準病床数とは俗に言う病床規制です。ごく簡単には基準病床数を超えての病床許可は事実上許されないで良いかと思います。具体的な例を挙げておくと、桑名市民病院が経営改革のために234床から400床の病院への拡張を目指した時の話が良いかもしれません。桑名地区は既に基準病床数をオーバーしており、そのために民間病院を買収して病床増を図っています。顛末は今日の話題とは関係ないので省略します。 ポイントは地方自治体と言えども基準病床数は裁量ではどうしようもないです。さて東京の新宿区はどうなっているかです。平成24年4月1日現在の東京都医療保健計画上の既存病床数の状況と言うのがあります。新宿区は二次保健医療圏の区西部に含まれます。これもちなみにですが一般・療養病床の基準病床数は二次保健医療圏単位で設定されます。 地域 構成区市町村 基準病床数 既存病床数 過不足 区西部 新宿、中野、杉並 10556 104

    新宿区の基準病床数 - 新小児科医のつぶやき
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