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少なくとも楽天はそう思っているのだろう。Rabooの終了が意味するのは、端末が故障したらRabooで購入した電子書籍は跡形もなく消え去ると言うことだ。 たぶん、電子書籍というのは、サービスを売っているのと同じと考えるべきなのだ。少なくとも現時点では。決してモノを買っていると思ってはならない。電子書籍の値段はサービスの値段だ。運がよければそれはモノを買ったのと同じ価値を持つかもしれない。そのような状況下における電子書籍の値段は高すぎるのではないのか。 書籍の著者からするとそんなこといわれても…と思ってしまうだろう。クソな電子書籍サービスにおいても、真っ当な電子書籍サービスにおいても書籍の内容自体は等価値であり、サービスの違いによって値段が大きく変動しても困ってしまうだろう。消費されるだけのテキストなど、クソサービスで、クソ安く販売されても消費者的にはウェルカムなのであるから。 実は、電子書籍
岩波書店は10日、「岩波文庫」電子書籍版の配信を開始することを発表した。ロングセラーの既刊書を中心に、28点32冊を電子書籍(リフロー版)化し、4月26日より一括配信する。 「岩波文庫」は1927(昭和2)年7月、創業者の岩波茂雄によって創刊された。文学、哲学、歴史、宗教、自然科学、法律、経済など、ほぼあらゆる分野の古典的著作を刊行しており、総刊行点数は現在では5600点を超えているとのこと。 電子書籍化されるのは、『こころ』(夏目漱石)、『小僧の神様 他十篇』(志賀直哉)、『山月記・李陵 他九篇』(中島敦)、『黒猫・モルグ街の殺人事件 他5篇』(ポオ/中野好夫訳)、『ツァラトゥストラはこう言った(上・下)』(ニーチェ/氷上英廣訳)など28点32冊。電子書籍は、「honto」「BookLive」「電子書店パピレス」「e-Book Japan」「GALAPAGOS STORE」「LISMO
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