今日紹介するのは、教師不足になやむ途上国に、ネットやDVDを駆使して「最高の授業」を届けつづける24才の早大生、税所篤快さんの社会起業戦記『「最高の授業」を、 世界の果てまで届けよう 』です。 偏差値28の落ちこぼれだった彼が早稲田大学に入り、成功と挫折を繰り返しながら世界各地の教育危機を次々と救う様子はかなり刺激的です。 今日は本書から学んだ5つのことを紹介します。 1. インプリメンターになれ日本の大学生20人をバングラデシュに呼び、現地の課題を解決するアイデアを出してもらう、という企画があったといいます。 あのグラミン銀行総裁のムハマド・ユヌス博士ご本人が来てレクチャーしてくれるというすごい企画。 その終わりに、九州大学でグラミン銀行グループと共同研究をしている先生がこう言ったそうです。 「みなさんのアイデアはすばらしかった。(中略) さて、みなさんに訊きたい。これらのアイデアをほん