2016年12月23日、文京区勤労福祉会館(東京都文京区)において、「言論と公益を脅かすニセ科学問題」と題するシンポジウムを開催しました。このシンポジウムでは、東京都板橋区議の松崎いたるさんを講師として招きました。松崎さんは、自身が被告となっている名誉棄損裁判の状況等について説明しました。この中では、板橋区が運営していたホタル館における様々な疑惑や、それに対する区議としてのこれまでの取り組み、そして自身が所属していた日本共産党から除籍となった経緯等についても詳しく語りました。 続いて、ニセ科学問題に関して、日頃からインターネットや書籍等にて情報を発信している有識者3名から、話題提供がなされました。京都女子大学名誉教授の小波秀雄さんは、いわゆるナノ銀の放射能低減効果について、科学的見地から疑問を投げかけました。 法政大学教授の左巻健男さんは、いわゆるEM菌の効果に対する批判意見に関し、批判を
![【講演録】言論と公益を脅かすニセ科学問題(16/12/23祝@東京)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8ab335001fbccdcff531a4f27c86376ab62e720d/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fshiminshakai.net%2Fwp-content%2Fuploads%2F2016%2F11%2FCCHmWwBUIAAvzuw.jpg)