今年の欧州クラシック戦線では、ディープインパクト産駒のスノーフォールが英オークスを16馬身差で圧勝。一躍、仏G1凱旋門賞の有力馬に躍り出たことが日本でも大きく報じられた。 【アスリート美女図鑑】デビュー2年目当時の初々しい藤田菜七子騎手 現役時代に無敗で日本のクラシック三冠を制したディープインパクトは、すでに多数の海外G1馬を輩出するなど種牡馬としても輝かしい実績を残した。そこで今回は種牡馬として海外で活躍馬を送り出した日本調教馬たちを振り返ってみようと思う。 海外に種牡馬として輸出される、あるいは産駒が海外でデビューするケースが増えてきたのは、やはり名種牡馬サンデーサイレンスの子供たちから。早くからあまりに多数の産駒が活躍したため、サンデーサイレンスの息子たちは現役時代にG1を勝っても種牡馬としての環境に恵まれないケースが多かったのだ。 そうした状況の改善を狙って増えたのが、オーストラリ