現在発売中の『声優MEN vol.17』(双葉社)で、声優の福山潤が各業界のプロフェッショナルと対談していく連載「福山潤のプロフェッショナルトーク」の第2回が掲載され、アニメーションの音響監督として長らく第一線で活躍する鶴岡陽太氏がゲストとして登場した。 福山にとっては1999年の『∀ガンダム』から20年を超えるつきあいであり、「恩人」と呼んではばからない存在の鶴岡氏。その言葉の真意についてはもちろん、アナログからデジタルへと急速に変貌を遂げてきた音響業界と声優業界を振り返りつつ、さらにこれから先の業界の未来の話までをたっぷりと伺った。 写真/小嶋淑子 文/岡本大介 ヘア&メイク/杉野智行 ■福山「完全に『恩人』なんです」 福山 今日は鶴岡さんをお迎えできて、本当に嬉しいです。 鶴岡 私も嬉しいよ。最近はアーティストデビューもして、すっかりスターだよね。 福山 すぐイジろうとする(笑)。鶴