ブックマーク / gendai.media (278)

  • マスコミ報道だけでは見誤る「文科省汚職事件」の深い闇 (伊藤 博敏) @gendai_biz

    ブログ」が次々に告発する中身 文部科学省のキャリア官僚が2人逮捕された文科省事件は、一方で「ネット時代の犯罪報道」を象徴、東京地検特捜部とマスメディアの司法記者が、検察の“落とし所”に向けて事件を作り上げるという構図に異議を突きつけるものとなっている。 そうさせているのは、事件の主役とされる谷口浩司被告(47歳)のと称する人物のブログである。 「谷口浩司を信じるの疑問」という副題がついており、7月24日、最初の事件である東京医大の裏口入学に絡み、佐野太前局長(59歳)の受託収賄罪を幇助したとして起訴された直後に立ち上がり、毎日のように更新。「政官業」の癒着は日常であり、「霞が関ブローカー」と“命名”された夫・谷口被告の行動は、その歯車のひとつとして機能しているに過ぎない、と訴えている。 事件はふたつに分れる。 ひとつは、東京医大前理事長の臼井正彦被告(77歳)を贈賄側、佐野、谷口の

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    kbeee 2018/08/02
  • 中国「食品汚染」本当の原因は…現地人の衝撃告発(青山 潤三) @gendai_biz

    油まみれの「100円焼ソバ」 筆者は、ここ30年ほど、日中国とそれ以外の各国を行き来しつつ暮らしています。なかでも長いのは、中国での生活。なぜか北京には行ったことがないのですが、日人の観光客はまず訪れることがないであろう無名の僻地を中心に、無数といってよい地域を探索し、生物の撮影と調査を続けています。 省で言えば25省、町で言えば…数え切れません。年間平均で100日中国に滞在しているとしても、30年で3000日。あちこち移動し続けていることが多いので、泊まったホテルや宿舎は1000件近くになるでしょう。一日3として、1万近い事を中国べていることになります。 専門分野である野生生物については、事細かなデータを取っています。しかし筆者は、人間社会には全く興味がないので、いちいち注意して観察しているわけではありません。それでも、過酷な環境でも言葉が通じない村でも、毎日寝なくてはな

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    kbeee 2018/07/30
  • 森友追及のジャーナリスト・菅野完氏に米警察から逮捕状が出ていた(週刊現代) @gendai_biz

    森友問題の追及では、膨大な資料を読み解き、疑惑の解明に先鞭をつけたジャーナリストも、自らの過去の清算については、「大甘」だった。「若き日の過ち」で片付けられるものではなさそうなのだ。日発売の週刊現代で詳細を報じているその内容とは――。 「もう耐えられません」 テキサス州キリーン市警のロバート・バーク巡査が現場アパートに急行したとき、顔面が血だらけになった女性は、泣きながら床にへたり込んでいたという。加害者の男は、女性を介抱するでもなく、「凶器」となった電話機に付着した血を洗い流すべく、キッチンの流しに立っていた……。 これは安手の海外ミステリーの書き出しではない。著述家・菅野完(すがのたもつ)氏(43歳)が、21年前に米国・キリーン市警に逮捕された際、捜査報告書に記された内容だ。 この1年半にわたり、森友学園問題を追及してきた菅野氏の活躍にはめざましいものがあった。森友学園の塚幼稚園の

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    kbeee 2018/07/30
  • 僕が毎月「妻の布ナプキン」で手を血に染める理由(鈴木 大介) @gendai_biz

    現代ビジネスの好評連載を書籍化した『されど愛しきお様』、おかげさまで再び重版出来! お祝いと読者の皆様へのお礼を兼ねて、著者の鈴木大介さんが書き下ろし原稿を執筆してくれました。 ネオお様が全く使えない時期 この記事を読んだ読者から「気持ち悪い男」と言われても、もういいと思っている。むしろ批判を切り口にでも考えて欲しいことがある。 半年程前から、毎月お様の月経が来ると、彼女の使った布ナプ(布ナプキン)を、僕が洗うようにしている。 布ナプとは、通常使われることの多い紙ナプキン(おむつなどと同じ高分子ポリマーが経血を吸い取る一般的生理用品)に対し、コットン生地にガーゼなどの吸収素材を封じた仕組みの布製生理用ナプキンのこと。 ちょっとロハスとかオーガニック方面に尖った女性が使う傾向があるみたいだけど、夜はジャンクフード三昧なジャンクお様の場合は、単に紙ナプキンだとデリケートゾーンの痒みや

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    kbeee 2018/07/27
  • 10年間で500人を治療してわかった「痴漢」を取り巻く問題(原田 隆之) @gendai_biz

    痴漢には処罰と治療を およそ1年前、朝夕の満員電車で痴漢を疑われた男性が線路上を走って逃げるという事件が相次いで起こり、大きな話題となった。 連日のように大きな事件事故、災害などが起こるわが国では、もはやそれは昔話のような感すらある。 このとき、私は「『科学の力』で痴漢をなくす、驚きの方法」という記事を書き、それが私の「現代ビジネス」での「デビュー」となった。 奇しくもその1年後の今月18日、NHKの人気番組「クローズアップ現代+」で痴漢が特集され(「万引き・痴漢という“病”~刑罰だけでなく治療も」)、私もその番組に出演した。 「現代ビジネス」と「クローズアップ現代+」、そのどちらにおいても私が訴えたのは、痴漢に対して「処罰に加えて治療を」という主張であった。 これらの記事や番組に対し、多くの賛同の声が寄せられたことも事実であるが、同時に根強い反対、感情的な反発も多かった。 痴漢という犯罪

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    kbeee 2018/07/27
  • ドイツの再エネ推進、担当大臣がまさかの「敗北宣言」(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    「国民の経済負担は計り知れない」 ドイツのエネルギー政策に関する話題を二つ。 まず、6月11日のEUの経済閣僚理事会で、興味深い動きがあった。EUの全エネルギー消費における再生可能エネルギーのシェアの目標を、2030年で35%と定めようとしたら、ドイツの経済・エネルギー大臣、アルトマイヤー氏が、それにブレーキをかけたのだ。 ドイツの全エネルギーの最終消費における再エネのシェアは、現在15%だ。発電部門では2017年、すでに36%のシェアに達しているが、熱部門は13%、運輸は5%強。つまり、新しいEU目標値35%のためには、今の15%を倍以上に伸ばさなければならない。家電製品はもっと省電し、家屋はもっと断熱し、全車の12%は電化する。すべてはまだ夢の中のお話っぽい。 そこで、アルトマイヤー氏は言った。 「ドイツは現在、再エネのシェア15%達成のために年間250億ユーロを費やしている。それを2

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    kbeee 2018/07/27
  • ハラスメント加害者の心の奥底に潜む「恐れ」の感情を解剖する(千野 帽子) @gendai_biz

    早稲田大学文学学術院の大学院生が、指導教授である批評家・渡部直己氏に性的なハラスメントを受けたという苦情申立書を大学に提出していたという報道があった。教授に〈おれの女になれ〉と言われた、というのだ。院生はその後大学院を去ってしまったという。教授は一報ののち、大学に退職願を提出している。 教授を糾弾することも弁護することも、この記事の目的ではない。文学(や広くアート一般)の教育現場で強圧的な言動が起こる仕組について考えてみたい。 一般化して書くと、稿の柱は、アクの強い教師・上司のハラスメント行為など強圧的態度の背後に、じつは「恐れ」という感情がある、ということだ。 マウンティング的な指導スタイル かつて教授の前任校・近畿大学大学院の修士課程で学び、教授の授業を受けたこともある小説家・批評家の倉数茂さん(東海大学文化社会学部文芸創作学科准教授)の回想によれば、渡部教授の授業は〈自分と異なる学

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    kbeee 2018/07/19
  • 米中貿易戦争激化で、ついに習近平に「激烈批判」が続出(津上 俊哉) @gendai_biz

    政局急変、7月の熱い1週間 中国で夏恒例の北戴河会議が開催される時期が近づいてきたが、過去1週間、中国政治が風雲急を告げ始めた。 ①7月4日:上海で若い女性が「習近平の独裁に反対」と叫んで、習近平の肖像に墨汁をぶちまける動画をツイッターに投稿(これが反響を呼んで、「墨かけ」が流行しそうになったため、当局が慌てて女性や家族を拘束する事態に) ②7月9日:北京の街中の習近平肖像を撤去するように求めるご当局のお達しがあったとするニュースが流れる(未確認) ③7月9日:香港で「江沢民、朱鎔基ら党の長老が連名で習近平の独裁傾向を批判し、政治局拡大会議の開催を求める意見書を提出した、王滬寧は既に解任された」等の噂が報じられた ④7月9日:人民日報第1面に「習近平」の名前が見当たらなかった(5年ぶりの出来事、なお15日1面にも習近平の名前はなかった) ⑤7月11日:新華社傘下の「学習時報」が、1980年

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    kbeee 2018/07/19
  • 女性とも社会とも断絶する、米国のダークな非モテ「ミグタウ」の絶望(八田 真行) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    過激化し、犯罪に走る非モテ「インセル」がアメリカで問題になっているが、かの国には、よりダークな非モテ「ミグタウ」と呼ばれる人々もいる。女性への怨念をじくじくと培養し、社会とも関わらず、まるで既存の社会構造に対して静かにテロを仕掛けているようだ。「セラピーで顔は治らない」と絶望的な台詞を漏らす彼らの精神構造に迫った。「草系男子」など日文化からの影響も興味深い。 反フェミニズムの王国「マノスフィア」へようこそ 近年のアメリカでは、#MeToo運動が代表するようなフェミニズムの勃興がまずあり、それへのカウンターとして反フェミニズムの動きも活発化している。 フェミニズムの反対なので、メニズム(menism)という言い方もあるのだが、筆者の観測範囲では、メンズ・ライツ(男性の権利)運動、あるいはメンズ・ライツ・アクティヴィズムの略でMRAと呼ばれることが多いようだ。 議論は主にインターネット上の

    女性とも社会とも断絶する、米国のダークな非モテ「ミグタウ」の絶望(八田 真行) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
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    kbeee 2018/07/16
  • 「コミュ力重視」の若者世代はこうして「野党ぎらい」になっていく(野口 雅弘) @gendai_biz

    野党への支持率が絶望的に低い。特に若者世代ではその傾向が顕著だ。そうした「野党ぎらい」の背景には、若者世代が「コミュ力」を重視している事実があるのではないか。コミュ力を大切にし、波風の立たない関係を優先していれば、当然、野党の行う批判や対立を作り出す姿勢は、嫌悪の対象となる。摩擦のない優しい関係が社会に広がるなか、野党の置かれた立場は難しいものになっている。 政党不信が深刻である。とりわけ「野党」への不信の広がりとその深さは、前代未聞のレベルに達している。総選挙で躍進した立憲民主党への支持も5%程度で伸び悩み、希望の党が解散してできた国民民主党にいたっては、支持率は1%にも達していない(参考)。こうした傾向は少々のことでは変わりそうにない。 「野党がだらしないからだ」。こう言う人がたくさんいる。たしかにそうかもしれない。しかし、「だらしなさ」加減があまりにひどいので、「野党ぎらい」が高まっ

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    kbeee 2018/07/13
  • 「ゲイがいてもいいけど、好かれたらキモい」発言にキレた話(小野 美由紀) @gendai_biz

    初老の男性にシャウト!!! 「ゲイがいるのは勝手だけど、俺のことを好きになられたら気持ち悪いって話だよ」 目の前の初老の男性がそう叫んだのは、佐々木俊尚さんとの八重洲ブックセンターでのトークイベント終了2分前、話題が「多様性」に及んだ時のことだった。 一瞬ポカン、その後ふつふつと怒りが湧いてきて「あーっだめダメ、怒っちゃ、ダメ!登壇者とお客さんなんてパワーバランス悪すぎだから!絶対に怒っちゃ!だめ!」と煩悶するも私の堪忍袋の緒はこういうケースにおいてはヨーヨー釣りのこよりぐらいには切れやすく、2秒後にはあっけなく瓦解、「私は!今の発言を聞いて非常にモヤモヤしています!」とシャウト、なぜならその会場には私のLGBT友人がいたからで、そうでなくたって社会の7%、80人の会場なので80×0.07で5、6人はその会場にいたはずで、この場をそのまま終わらすわけにはいかず、会場はその日一番の盛り上が

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    kbeee 2018/07/13
  • 小児性犯罪者たちの「おぞましき飼育欲」その実態(斉藤 章佳) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)

    体操クラブのインストラクターの「飼育」 「飼育欲」という言葉を聞いたとき、私は身の毛がよだつ覚えがした。まだ何もわからない子どもを標的として性の対象にしてむさぼる。そこにあるのは確かに「支配欲」とか「優越感」という身勝手な感情だが、「飼育欲という言葉が最もしっくりくる」と語る一人の小児性犯罪者の言葉は、まさに子どもを狙う動機そのものという感じがした。 その小児性犯罪者は、とある体操クラブで子どもたちに性暴力を繰り返したインストラクター。彼が標的にしたのは、小学校低学年の女の子だった。 彼の指導に子どもたちは真剣に耳を傾け、誰もが「先生」と呼んで慕っていた。子どもたちすべてに、教え子として「可愛い」という感情を抱きながらも、彼はある女の子への性的欲求や衝動を押さえられずにいた。その子のレオタード姿をみると「吸い込まれそうになる」と語るのだ。 彼はやがてひと気のない場所に、呼び出しては性的接触

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    kbeee 2018/07/06
  • 私が大学で「ナチスを体験する」授業を続ける理由(田野 大輔) @gendai_biz

    7月10日、甲南大学文学部より、記事に関し、「掲載画像の一部が恣意的に切り取られ、悪意を持って解釈される可能性がある。甲南大学のキャンパスであることが特定できる写真、学生の顔が写っている写真を削除してほしい」との要請がありました。 なお、著者の田野大輔氏は、事前に授業を受講している学生には写真撮影の了承を得ていました。 上記の要請を受け、7月12日より、記事のトップ画像、1〜2ページの画像を、削除するか、公開当初とは別の写真に差し替えています。 「受講生に制服を着させてグラウンドで行進や糾弾を行わせる『ファシズムの体験学習』という授業をやっています」 筆者がこう話をすると、たいていの相手は怪訝な顔をする。 「そんなことをして大丈夫なんですか?」 こうした懸念を抱くのも無理はない。何しろあの「悪の代名詞」たるファシズムである。ナチスを模倣したパフォーマンスを行うなど、いかにも問題がありそ

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    kbeee 2018/07/06
  • ドイツの閣僚がどうしても許せなかったメルケル首相の「ある行動」(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    連立政権内の対立 現メルケル政権は、9月の総選挙後、半年近くのジグザグの末にようやく成立したCDU(キリスト教民主同盟)とCSU(キリスト教社会同盟)とSPD(社民党)の連立政権だ。しかし、すでに6月後半より、この政権内が難民政策をめぐって大混乱している。 混乱の原因は、実は、CDU党首であるメルケル首相と、CSU党首であるゼーホーファー内相の、個人的な権力争いの様相も濃いが、そこらへんが日にはあまり正確には伝わっていない。 いずれにしても紛争はエスカレートし、ついに7月2日の未明、ゼーホーファー内相が、自らの政治生命を賭した作戦に出た。CSUの提案が認められないなら、党首も内相も辞任すると仄めかしたのだ。そうなれば、連立政府は崩壊する。メルケル首相は、まさに喉元にナイフを突きつけられた形となった。 ゼーホーファー氏率いるCSUというのは、バイエルン州地方の保守政党だ。一方、CDUは共

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    kbeee 2018/07/06
  • ある日突然、「虐待」で通報された親子のトラウマ(井戸 まさえ) @gendai_biz

    突然子どもたちが「保護」された 「児童相談所です。お子さんたちを保護させていただきました」 今から4年前、2月最後の月曜日だった。 Bさんはいつものように小学4年生と5年生の年子の子どもたちを学校に送り出し、自宅で今日締切の原稿を書いていたところだった。 Bさんは翻訳家。夫も同業だ。 午前11時ちょうどに、Bさんの携帯電話が鳴る。そして、突然、何の前触れもなく告げられたのは冒頭のひと言だった。 「ちょっと待って下さい。子どもが保護されたって、どういうことですか?」 Bさんは混乱した。保護ってどこへ? 兄弟ふたりとも一緒に? 児童相談所って? 次男は先週インフルエンザに罹患し学校を休んでいた。今朝は治癒証明を持っての久しぶりの登校だった。 次男の体調も心配だが、長男は発達障害を抱えていて、環境の変化には適応できない。不安は募る。 学校に電話をして担任を呼んでもらうように頼んだ。が、児相が絡ん

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    kbeee 2018/07/05
  • 困窮老人が老いた犬猫を「道連れ」にしようと…この国の悲しい現実(友森 玲子)

    動物保護と譲渡活動の新しい形を模索し続けている、一般社団法人ランコントレ・ミグノンの友森玲子さん。友森さんによると、最近、飼い主の加齢・貧困・孤独によるペットの深刻な問題が増え続けているという。 平成16年の東京都の動物愛護相談センターの引き取り理由では、転居や動物の問題行動・狂暴化などを理由が上位だったが、平成28年では、飼い主の死や病気といった飼い主の健康状態が58%、経済的理由35%でペットを手放す人が増えているというのだ。 家賃滞納で発覚した32匹の 今年2月、ある保証会社より相談の電話がきた。 あるマンションの住居人(正確な年齢はわからないが50代後半~60代)が家賃を滞納し、裁判所命令で強制執行の日取りが決まっているという。その部屋には、多くのが飼育されていて、たちを捕まえ動物愛護センターへ運搬したいのだが、捕獲の相談をしたい、という要件だった。 やっかいな話が舞い込んで

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    kbeee 2018/07/01
  • 「潜伏キリシタン」世界遺産へ…日本人がしがちな誤解を解いておこう(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    大浦天主堂を建てたのは誰か? 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産への登録が決定された。 ニュース映像では、たびたび教会の映像が流れていた。大浦天主堂や黒島天主堂である。 見逃しそうなところだけれど、しかし考えてみると、奇妙な取り合わせである。 「潜伏キリシタン」はキリスト教徒であることを隠し、「潜伏」していたから(表面上は仏教徒であったから)潜伏(隠れ)キリシタンなのであって、その文化に「どこから見てもキリスト教の象徴」である教会は存在しないはずだ。 日独自の文化である潜伏キリシタンと、大浦天主堂は、来は直接関係がない。大浦天主堂は潜伏キリシタンが建てたものではない。 しかしニュース映像では、教会を映したいのだろう。日人が見たときに、あ、キリスト教徒の文化が登録されるのだ、とわかりやすい。 大浦天主堂は、フランス人が自分たちのために長崎に建てた教会堂である。 建てら

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    kbeee 2018/07/01
  • 凶悪犯罪続発!アメリカを蝕む「非モテの過激化」という大問題(八田 真行) @gendai_biz

    アメリカで、「インセル」と呼ばれる一部の「非モテ」が過激化し、テロ事件を起こして社会問題となっている。興味深いのは、そんな彼らのなかにはトランプ支持者が多いということ。彼らのコンプレックスに満ちたメンタルや、「インセル 」という集団の由来を注意深く探っていくと、トランプを生んだアメリカという国の一側面が浮かび上がってくる。 続発する非モテたちの犯罪 今年の4月、カナダ・トロントの路上で、レンタカーが通行人に突っ込み、10名を殺害して多くに重軽傷を負わせるという事件が起こった。死者の多くは女性だった。 この種の攻撃からは、どうしてもイスラム過激派によるテロを想起してしまうわけだが、犯人は25歳のアレック・ミナッシアンという白人男性で、イスラム教との接点はおろか前科すらない人間だった。 しかし驚くべきことに、彼はある種の過激思想によって突き動かされた、まごうことなきテロリストだったのである。問

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    kbeee 2018/07/01
  • 「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由(阿部 幸大) @gendai_biz

    名門校出身者たちを目の当たりにして 教育と格差の問題といえば、しばしば話題にのぼるのが東大生の親の年収である。2014年の調査によれば、東大生の育った家庭の半数強が、年収950万円以上の比較的裕福な家庭だという。 ここで問題視されているのは、階級の固定化である。つまり、裕福な家庭は多額の教育費を支払うことができるので、子供は高学歴化する傾向にある。学歴と収入は比例することが多い。結果的に、金持ちの家系はいつまでも金持ちだし、逆に貧乏人はいつまでも貧乏から抜け出せない――という問題だ。 だが、こうした問題提起に出くわすたび、いつも「ある視点」が欠けていると私は感じる。それは都市と地方の格差、地域格差である。 田舎者は、田舎に住んでいるというだけで、想像以上のハンディを背負わされている。 あらかじめ、どんな地域で育ったどんな人物がこの記事を書いているのか、簡単に紹介しておこう。 私は高校時代ま

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    kbeee 2018/04/25
  • 「婚活」を焦るあまり人生を読み間違えた女の悲劇(石井 光太) @gendai_biz

    ノンフィクション作家の石井光太さんが、「ワケあり」の母親たちを密着取材していく連載。彼女たちが「我が子を育てられない」事情とは? * 石井光太さん記事バックナンバーはこちら http://gendai.ismedia.jp/list/author/kotaishi 最近は「婚活」という言葉が広まる一方で、晩婚化の波は着実に進んでいる。 結婚の平均年齢は、男性が31.7歳、女性が29.4歳だ。女性の初産の平均年齢は30.7歳。 共働きが当たり前になってきた現在、女性の中にはがむしゃらに働いて、30歳を過ぎて結婚をあわてる人も少なくない。そういう傾向がつよくなってきたからこそ、「婚活」という言葉が流行りだしたのだろう。 ただ、結婚を急ぐ女性の中には、それが要因となって「育児困難」に陥る人もいる。私が出会った女性はこう語っていた。 「あの時、結婚を急がなければ、私はシングルマザーにはならなかっ

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    kbeee 2018/04/22