10日、ダイハツ工業は、新型『コペン』の先行試乗会を箱根ターンパイクで開催。90名超のファンが参加する座談会“コペンミーティング”が開催され、同車の開発責任者、藤下修チーフエンジニアがファンからの質問に応えた。 藤下チーフエンジニアと参加者による一問一答参加者:新型コペンは剛性感が違う、旧型コペンと比べてどのように進化した? 藤下氏:旧型コペンの開発当時、私は操縦安定性を担当していたが、『ミラ』をベースにいろいろ苦労して作り上げた。やはり、モノコック構造の屋根をとってしまうと剛性面で辛い部分があり、補強を簡潔に軽く作るにも時間がかかる。当時のノウハウでは、旧型モデルの完成度が到達点であった。 新型を開発するにあたって、ロードスターと名のつく世の中にある車は全部乗って勉強をした。“車って楽しい”と感じて、安心して車を運転してもらうためには、“土台が大事”と考えフレームをしっかり作った。 しっ