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2012年1月29日のブックマーク (1件)

  • 熱伝導

    熱伝導率とは,厚さmの物質で隔てられた面積mの2つの 面に1Kの温度差があるとき,秒間に流れる 熱量 [J]を表す. は仕事率の単位である. 温度 の高温物体と 温度 の低温物体が, ある物質を隔てて接触しているとする. ここで注目したいのは,中間にはさまれた物質についてである. 物質の厚さが厚いほど熱移動の速さは遅くなるだろう. また,物質の接触面積が大きいほど熱伝導は速くなるだろう. 高温部から低温部へと流れる熱エネルギーをとすると, 保存則によりは高温物体が失う熱量 であり,また低温物体が得る熱量 に等しい. 経験によると, 面を垂直に通過する熱の 流量は,温度勾配 と接触面積,そして経過時間に比例する. つまり,式で表現すると, が成り立つ. この経験則は フーリエの法則とよばれる. ここで定義される比例係数が 熱伝導率であり, 物質固有の物理量である. 表 5.5に 様々な物質の