ふと思ったんだけど、人身売買っていけないことなんだろうか。人身売買と聞くとどうしても児童売春や奴隷売買がオーバーラップしてしまうので悪い意味で使われることが圧倒的(全てと言っても良いかもしれない)だ。児童売春や奴隷売買がいけないのは当人にイニシアティブが存在しないも同然であることから、基本的人権の観点から否定することは筋が通っていると思う。 だけど、純粋に労働(法律上の「労働者」)の世界で人身売買を行うことは、果たしていけないことなのか。期間工が会社側の契約不履行で突然切られたという不幸が最近続いているようだ(全体の何パーセントかは知らない)が、こういうことを極力避けるためにも人身売買の仕組みがあったほうが良いように思う。つまり、企業にとって都合が悪くなればその人材を同業他社に転売することができれば三者ハッピーの構図が成立し得ないだろうか。ところが、現行の法律ではこれは認められていないらし