今年は、例年より涼しくなるのが早かったですね。 暑がりの私には助かります。 助かるのですけれども、涼しければ涼しいなりの問題も。 暑さで少なくなっていた病害虫が、再び活動を始めます。 代表例としてはナメクジ。 ナメクジは、俳句では夏の季語ですが、被害が大きいのは春とか秋です。 そこで今回は、ナメクジについて取り上げてみたいと思います。 今回は特に防除について中心に述べていきたいと思います。 ナメクジの特徴防除の話に入る前に、簡単にナメクジの特徴について書きます。 現在の日本で最もよく見かけるのは、チャコウラナメクジという種類です。 これは、ヨーロッパ原産の外来種です。 茶色っぽくて、縦に黒スジが二本入っています。 日本在来のナメクジにも、やはり黒い線が二本入っていますが、体の色が灰色っぽいので、これで区別がつきます。 以下、チャコウラナメクジ中心に話を進めますと、彼らは暑さは苦手で、寒さは
本誌でもおなじみの桐島正一さん。「自然の声を聞いてシンプル農業」の連載(2009年4月号~2011年5月号)では数々の野菜の見方を教えてくれた。野菜の声を聞きながら、必要なときにほんの少し手助けするように追肥してやると、食べた人が涙するような力のある野菜になる。そんな桐島さんの追肥の見極め方をダイジェストで紹介。 オクラ ――葉の刻み具合を見る オクラは肥料が少ないと葉の切れ込みが激しくなるが、肥料が効いてくると切れ込みがなくなってくる。切れ込みが大きい、葉脈だけのような状態にならないように追肥しながら、切れ込みが少し残るくらい(写真の左の葉)をキープすれば、エグミのない味のいいオクラを連続収穫できる。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く