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ブックマーク / fngsw.hatenablog.com (2)

  • 「右」は国語辞書でどう説明されてきたか(1)明治の辞書 - 四次元ことばブログ

    み-ぎ(名)|右|(一)人ノ身ノ南ヘ向ヒテ西ノ方。左ノ反。ミギリ。 ――『言海』(1889~91) 辞書を引き比べるのに「右」がもってこいだという話は、いつごろから定着したのでしょうか。「定着」しているとまでは言えないかもしれませんが、辞書ファンの間で「有名」な話であることは確かです。 ひとつ、個性をみるのに有名な例を挙げると、「右」は〔後略〕 ――サンキュータツオ(2013)『学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方』角川学芸出版 p.44 井上ひさしが『岩波国語辞典』の「右」「左」の語釈を賞嘆したことが大きなきっかけではあるでしょう。 筆者のようにまず〔みぎ〕と〔ひだり〕を引いて、 「これは凄い辞典だ」 と感嘆したものもいる。 ――井上ひさし(1982)「続・理想の辞書」『の枕草紙』文藝春秋 p.140 あるいは、小説『舟を編む』の冒頭で、辞書編集者が「右」の説明のしかたの巧拙で後

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  • 辞書マニアによるアニメ『舟を編む』第1話感想と解説 - 四次元ことばブログ

    辞書の編纂を描いたテレビアニメ『舟を編む』の放送が、10月13日深夜からスタートしました。 馬締と西岡の関係性に萌える向きもあるようですが、私は辞書マニアなものですから、辞書マニア的観点からアニメ『舟を編む』第1話を鑑賞してまいりたいと思います。 ※以下、アニメ編の画像はAmazonプライム・ビデオ『舟を編む』第1話「茫洋」 *1 をキャプチャしたものです。 時代設定はいつか 原作の小説ではおそらく2009~2010年から*2、実写映画版では1995年から物語がスタートした『舟を編む』。テレビアニメ版ではどうなるのかが、最大の関心事の一つでした。 なぜ物語の時代設定にこだわるのか。それは、変化し続ける「言葉」と、作中に登場する実在の辞書を描写するのに、時代考証は不可欠だろうと考えるからです。 さて、ざっと見ると、あちこちに見切れる西暦の表記と、営業部のカレンダーから、2000年9月であ

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