群馬県館林市のディスカウント店駐車場で、軽乗用車の中から同県大泉町寄木戸、鈴木千尋さん(26)の遺体が見つかった事件で、県警は20日、鈴木さんの死因は頭部を銃で撃たれたことによる脳挫滅と発表した。 発表によると、鈴木さんの遺体は19日午後2時55分頃、買い物客が発見。運転席に座った状態で、大量の血の痕があった。軽乗用車のドアに鍵はかかっておらず、車に弾痕が残っていなかったことから、県警は何者かが車内で鈴木さんを射殺したとみて調べている。死亡推定時刻は午後2時50分頃で、鈴木さんがその直前にディスカウント店に立ち寄った後、友人と電話で話していたことも確認された。 また、車内には鈴木さんの財布が残されており、県警は何らかの恨みによる犯行の可能性もあるとみている。鈴木さんは栃木県内に住んでいた昨年11月、元交際相手とのトラブルを巡って同県警に相談していた。この元交際相手と連絡が取れなくなっており