韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の国政運営に対する支持率が32.4%であることが分かった。これに比べて、およそ半分(49.3%)は「うまくできないでいる」と回答した。 韓国の明日新聞と西江(ソガン)大学現代政治研究所が韓国リサーチに依頼して先月26日から今月2日まで全国の成人1200人を対象に実施した世論調査の結果だ(標本誤差は95%信頼水準で±2.8%ポイント)。「よく分からない」という回答は18.3%だった。 このような支持率は最近の調査のうち最も低い数値だ。他の調査の場合、4点標準(非常に肯定-肯定-否定-非常に否定)で尋ねているのに対し、今回の調査は2点標準(肯定-否定)だ。また他の調査とは違い、質問過程で回答項目として「よく分からない」を提示する。この場合、肯定・否定に対する回答が減り、「分からない」とする回答が増えることが知られている。実際、4日に発表した京郷新聞-韓国リサ
「曺国辞任、文政権退陣」 10月3日、保守派の怒りが爆発した。 祝日だったこの日、ソウル市の中心部、光化門広場からソウル市庁、そしてソウル駅までのおよそ2キロの車道(10~12車線)は人人人の“人波”となった。光化門広場は2016年冬から2017年春にかけて朴槿恵前大統領の弾劾を要求する「ろうそくデモ」が開かれた場所。「デモは進歩派の十八番」といわれた韓国で保守派のデモがここまで参加者を集めたのは「前例がなく、歴史的な出来事」(中道系の韓国紙記者)だという。 【写真】この記事の写真を見る(6枚) 光化門広場周辺の道路には地方から来たバスが列をなして止まり、人が続々と降りてくる。 その中の2人組に声をかけると、大田から来た60代の夫婦だという。「生きていて韓国のこんな堕落した風景を見るとは思いませんでした。曺国は即刻辞任、文在寅も退陣しなければ国を建て直せない」とやや興奮ぎみ。 開始時刻(午
「中央銀行が通貨政策を通じて物価を引き上げるのがもう難しくなった。『ブラックホール通貨経済学』と呼ぼうと、日本化(Japanification)と呼ぼうと、それが何であっても中央銀行はこうした現象を懸念しなければいけない」。 ローレンス・サマーズ米ハーバード大教授が最近ツイッターで「流動性の罠デフレーション」に対する憂慮を表し、このようにコメントした。米財務長官を務めたサマーズ教授は年初に「世界的な景気沈滞が到来するかもしれない」と警告した。サマーズ教授が話した「ブラックホール通貨経済学」とは、金利がゼロ水準にとどまり出口を期待できないという意味だ。サマーズ教授は「日本と欧州で一世代以上にわたり債券収益率がゼロまたはマイナス水準にとどまるという見方が確固たる認識になっている」と指摘した。 こうした状況で景気を活性化させようと中央銀行が金利を低めてもお金は回らない。不確かな景気見通しのため家
【AFP=時事】香港で続くデモで、警察により銃で撃たれ負傷した男子高校生が3日、暴動罪などで起訴された。また報道によると、政府は公共の場での集会での覆面を禁じる見通しだ。 【写真】高校生が撃たれた1日のデモの様子 起訴された曾志健(Tsang Chi-kin)被告(18)は、1日のデモで胸に実弾を受けた。同日のデモでは、香港で4か月近くにわたり続く騒乱の中でも特に激しい衝突が起きていた。 警察によると、曾被告は暴動罪に加え、警察襲撃2件の罪でも起訴された。有罪となれば最高で禁錮10年を言い渡される可能性がある。 一方、同市を揺るがしている民主派デモを抑え込むための措置として、香港政府がデモ参加者のマスク着用を間もなく禁止する見通しであることが報じられた。 香港のデモでは、身元特定を防ぐためのマスクや、当局の催涙ガスや発射物から身を守るための黄色のヘルメットやゴーグル、ガスマスクが使用されて
9月末基準でKOSPI(韓国総合株価指数)は昨年末に比べ1%上昇し、為替レートは7%のウォン安ドル高になった。世界主要国のうち韓国は株価上昇率は最も低いが、通貨の下落率は最も大きかった。韓国経済の悲観的な断面だ。世界貿易機関(WTO)の統計によると、世界10大輸出国の今年上半期の商品輸出(前年同期比)は韓国が最も大きい減少率(-8.6%)だった。その結果、韓国は昨年5位の輸出国から今年は6位に下がった。 こうした現実を反映するかのようにユーチューブには各種「経済危機論」が登場している。さらには経済危機が再発してこそ韓国経済が回復するという主張も出ている。韓国経済に問題があるのは確かだが、1997年末のような通貨危機が発生する可能性は低い。それでも危機は予防が最善だ。 韓国経済が漂流しているという証拠は十分にある。国内総生産(GDP)増加率は昨年の2.8%から今年上半期は1.9%に下落した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く