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書評に関するkdmgs110のブックマーク (3)

  • 苅谷剛彦著『階層化日本と教育危機』 (2001年、有信堂高文社)RIETI - 論争ウォッチング

    戦後の短い期間で、日は職業構造の変化と学歴の上昇が同時に起こった。そして、職業配分メカニズムは、メリトクラテッィクな選抜の影響を強く受けるようになった。 この変化によって、教育において階層の影響は見えにくくなり階層という視点は消えていった。同時に、個人の能力による序列化を問題視する考え方が定着していった。 しかし、実際には階層の影響はなくなっておらず、そのような教育観によって、階層間のインセンティブディバイドをもたらし。 戦後の職業構造と選抜の変化 戦後、学校を卒業した農家の子弟はマニュアル職に従事するものが多かった。義務教育終了年限が上昇し(「見えざる学歴上昇」)、義務教育卒業者の製造業への就業が容易になったことがその要因としてある。 高校進学率が上昇した60年代以降は、高卒がマニュアル参入者の中心となった。同時に、父親がマニュアル職の家庭の出身者が高校を経てマニュアル職へ参入するよう

  • 『やり抜く力(アンジェラ・ダックワース)』を読んでみました。

    よく、勉強が苦手な人で、こういうことを言う人がいます。 「いくら努力しても、結局もともと能力がなければうまくいかない!」 「そんな勉強なんてできるようにならない!」 「理系のセンスがないから、数学はできない!」 これは当なのでしょうか。 答えはNOです。この問いには実は科学で正確な答えがでています。 成功のカギは、やり抜く力 今回読んだのは、アンジェラ・ダックワース氏の注目の著書、 『やり抜く力(Grit: The Power of Passion and Perseverance)』です。 成功はIQか努力によるものか。彼女は、このように述べています。 IQは優等生と劣等生の間で関係ない。 学力、職業の成功に共通する指標は、数日、数か月ではなく、何年間も取り組んでやり抜くこと力GRITだった。 やりぬく力が強い人ほど、卒業率が高くやりぬく力が高いほど、離職率が低い。 やりぬく力をどう育

    『やり抜く力(アンジェラ・ダックワース)』を読んでみました。
  • 【書評】『サイコパス(中野信子)』の要点をまとめました

    サイコパスって、普段日常会話で「あのひとサイコパスっぽいよね~」と話すことはあるんですけど、実際にどういう特徴があるのかだったり、学術的な議論がどうなっているの気になっていました。 そこで、脳科学者中野信子さんの『サイコパス』という文庫を読んでみました。中野さんのプロフィールはこちら。 1998年東京大学工学部応用化学科卒業後、東京大学大学院工学系研究科修士課程、2004年東京大学大学院医学系研究科医科学専攻修士課程修了、2008年東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。博士論文「高次聴覚認知における知覚的範疇化の神経機構 fMRI・TMSによる複合的検討」で医学博士号取得[1]。 2008年から2010年まで、フランス国立研究所ニューロスピン(NeuroSpin。高磁場MRI研究センター)に博士研究員として勤務。2013年から東日国際大学客員教授。 心理学、脳科学、社会学

    【書評】『サイコパス(中野信子)』の要点をまとめました
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