Amazon EC2の登場で、いつの間にかパッケージソフトウェアの時間課金というビジネスモデルが広まろうとしています。 例えば、データベースとしてOracleを利用する場合、Amazon EC2ではあらかじめインストール済みのイメージが用意されていて、それをインスタンスとして起動すれば1時間あたり数ドル程度の料金で利用できます。IBMのソフトウェアも同様に、WebSphereやDB2などをインストール済みのイメージが用意されており、1時間数ドル程度で利用できます。 まず最初にラインセンス料として数万円から数百万円を支払う必要があった高価なソフトウェアが、Amazon EC2では数ドルから利用できるようになっているのです。 この方式では長期間利用する場合にはライセンスを買った方が安上がりになりますから、何年もの継続利用が見込まれる実運用で時間課金が使われることはあまりないかもしれません。 し