テレビで誰かが言っていた。「今の若者はいくつになっても親の脛をかじって、学費ぐらい自分で払ったらどうなんだ」 講義でいつだか教員が言っていた。「近頃の学生はバイトばっかりして遊んでいる」 どちらもいや、ごもっとも。20歳前後にもなって親から年間いったいいくらもらっているんだか。その割には勉強もせずバイトばっかりで稼いだお金は遊びに消える。学生の本分を何だと思っているんだ。 親の金に頼ることなく、また遊ぶ金欲しさにバイトにかまけたりもせず、ただひたすらに勉強に打ち込む。これこそが学生のあるべき姿だろう。 というわけで有利子貸与でもらえる第二種奨学金月額12万で、学費生活費を捻出できるかを考えてみた。これから大学を目指す人たちの参考になれば幸いである。 ヨーロッパでは原則学費もタダで奨学金も給付だとか、親の年収が一定以上あれば奨学金はもらえないだとか、そういうことは言ってはいけない。これは、こ