◇セ・リーグ ヤクルト8−10中日(2013年8月27日 神宮) ヤクルトのバレンティンは統一球が導入された11年に31本、昨年も規定打席不足ながら31本で2年連続の本塁打王に輝いた。 バレ 最速111戦目の50号 55本超えは「十分自信がある」 11年は1試合平均の本塁打数が1・09本、昨年は1・02本だったが、今季はボールの反発係数の調整もあって1・57本と過去2年間に比べほぼ1・5倍に増えている。 バレンティンの最速50号もこうしたボール変更の恩恵を受けていることは明らかだろう。加えて、今季12球団の本拠地球場別本塁打数を見ると1試合平均2本以上は神宮、東京ドーム、横浜と全てセのフランチャイズ。実際、現在パの本塁打王争いのトップは中田(日)の28本。30本にも届いておらず、球場環境のリーグ間格差も本塁打量産を後押ししている。 それでも今季のバレンティンはブランコ(D)に17本