大久保保育園(米井美恵子園長)の園児が5月12日、EM菌を練りこんだ泥団子の作成を行った。 EM菌とは自然界から抽出される有用微生物群で、土壌改良や水質浄化に効果があるとされるもの。同園では給食の調理で発生する生ゴミの減量を目的に、野菜の切れ端などにEM菌を混ぜ合わせた堆肥づくりに全園で取り組んでいる。今回はその過程で抽出される液体を混ぜた土が使用され、完成した泥団子は6月5日(土)に実施される大岡川クリーンアップの際、水質保全活動の一環として園児が川へ投げ込む。 園児は「ちょっと酸っぱい臭いがする」と言いながらも、夢中で泥団子を作っていた。また、米井園長は「自分の暮らす街のために活動できるのは園児にとって意義あること」とし、「自ら体験して学んだことは大人になっても意識として残るのでは」と話していた。