私は宮崎駿の映画のかなり熱烈なファンである。これまでいくつかの宮崎駿作品について映画評を書いてきた。宮崎作品を観た後は、いつでも語りたいことが湧き上がってきて、語らずにはいられないのである。 今回の『君たちはどう生きるか』についても、何かを語らずにはいられないことに変わりはないのだが、それはこれまでのように自分が観た映画について語ることを通じて「さらなる愉悦」を引き出すためではない。「これは一体どういう作品なのか」を何とか言葉にしてみないと、自分が何を観たのかがよくわからないからである。 これまでの宮崎作品なら、物語は完結し、ラストで伏線は回収され、映画の「メッセージ」も別に解釈の手間をかけずにもすんなりと伝わってきた。映画を楽しむためには、それで十分だった。そして、映画をたっぷり楽しんだ上で、「果たして物語はあれで完結しているのか?」「伏線はほんとうに回収されているのか?」「あんな『わか
2023年7月21日、「ミッション:インポッシブル」シリーズの第7作目となる「ミッション:インポッシブル / デッドレコニング PART ONE」の日本上映が始まりました。 ▲Mission: Impossible – Dead Reckoning Part One (公式HPヘッダー画像より) 同シリーズの魅力といえばトム・クルーズのノースタントアクション。背筋をピンと伸ばした全力疾走である”トム・クルーズ走り”から、世界一高いビルであるブルジュ・ハリファ(2023年8月現在)の外壁をよじ登り、命綱1本で離陸した飛行機にしがみつき、時には撮影中に全治9ヶ月の足首の骨折を負うも6週間で撮影に復帰するという人間離れした撮影スタイルを見せてきました。 そんな同シリーズにおいて注目したいポイント、それはトム・クルーズ演じる主人公イーサン・ハントやその仲間たちを支えるスパイグッズや騙し・潜り抜ける
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