前回に引き続き、企業のイノベーション創発を支援するタスクフォース「DSquad」(ディー・スクアッド)のメンバーである電通の森直樹氏、電通国際情報サービス(ISID)の林靖之氏、btrax,Inc.(ビートラックス)のブランドン・ヒル氏、インフォバーンの井登友一氏に、最近注目が高まっているサービスデザインやユーザーエクスペリエンス(UX)、そしてDSquadにかける思いについて語ってもらった。 ――そもそもUXをどう理解し、どうやって取り入れていけばよいのでしょうか。 井登:僕はUXって一体何なんだときかれたとき、少々誤解があっても分かりやすく説明するために「かつて『ブランディング』と呼ばれていたものに近いと考えてはいかがでしょうか」と答えるんですよ。「UXデザインに、何百万、何千万とかけるのはあり得ない」と言うけれど、かつて日本の企業はブランディングというものに年間何億もお金をかけた時期
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