シートの上に、シャツやスラックスが畳んで置かれていました。その横に紺色の水着もありました。 彼女は何も身に付けず、生まれたままの姿で水のなかを泳いでいました。 対岸の岸壁がえぐられたように奥まったところにありました。信じられない広さを持った淵でした。陽光が狙いすましたように深淵に降りそそいでいます。流れはほとんどないように見えました。 木々が逆さになってきれいに映っている部分があって、その絵を繊細にくずしながら水とからみあい、もつれあいながら泳いでいました。私は自分が誰なのか、どこにいるのかもわからなくなったまま、呆然とその光景を目に映していました。 水にひたった裸の手足はじっさいより白く見え、屈折のせいで形がゆらゆらと曖昧になります。泳ぐ後ろを光の粒が無数に付きしたがっているのも見えました。水面のわずかな波立ちのせいなのでしょう。まるで彼女の体からきらめきがこぼれていっているみたいでした

翌週はもう新学期が始まりました。 私は日曜日が来るのを待ちわびて、また上流まで行ってみたんです。でも、何度行っても彼女には会えませんでした。もう学校が始まっているんですものね。 ── 十六歳の、私の夏はそれで終わったのです。 そして十七回目の夏がやってきました。 私は夏休みに入ると、すぐに上流に通いだしました。あの場所へ。毎日です。もちろん彼女にまた会えるのではないかと思ったからです。 ── 彼女は、来ませんでした。 いちども会わないんです。去年みたいに行き違いになっていたということもないのです。こちらは毎日来ているわけですから。それでも、会えませんでした。 八月も半ばを過ぎました。私の肌は何度も皮がめくれ、ひどいことになっていました。ほとんど火傷のような状態です。痛くて痛くて、風呂に入るのも一苦労でした。それでも毎日上流へ通いました。 そして八月もあと数日という日、彼女を見ました。 その

https://kotobapoem.tumblr.com/post/167262366975/佐保姫さほひめ詩-青い青い-空の彼方から-一人の天女が-舞い降りた-彼女の放つ 詩言葉の詩 — 『佐保姫（さほひめ）』－詩 青い青い 空の彼方から 一人の天女が 舞い降りた。 彼女の放つ...

ニエです:D お題「我が家のペット」 お題「あったかグッズ」 最近うちのキジネコは冷蔵庫の横がホームポジションです。 冷蔵庫の壁は触るとほんのり暖かくてちょうどいいみたい。 人間は気温に応じて相応に着込んでいるので別に寒くないのですが、そろそろネコたちのために暖房をつけてあげたほうがいいのかな。 今日のツイライフ ※2017年11月08日午前3時～2017年11月09日午前3時 ツイート数:49(前日比:-10) RTした数:29(前日比:+7) RTされた数:0(前日比:0) 送ったリプライ数:6(前日比:-4) 受け取ったリプライ数:8(前日比:-15) いいねした数:206(前日比:+90) いいねされた数:21(前日比:-7) フォローした数:3(前日比:+3) フォローされた数:2(前日比:+1) 今日の天気:晴時々曇 最高気温21度 最低気温15度 朝ドラが始まったのでこのへん

こんにちは。朝から北風さんが大暴れしています。 雲もみ～んな吹き飛ばされて、青い空が広がっています。お天気は嬉しいのですが体感的に寒く感じてしまいます。 昨夜は久しぶりに家族揃って食卓を囲むことが出来ました♪ 子供達もパパさんも残業や、飲み会や、デート？…で日々忙しくて、なかなか家族揃って夕飯を頂くことが出来ません。 みんなのスケジュールカレンダーを見てその日の夕飯の献立を決めるのですが、昨夜は珍しく、皆が揃いそうなのでリクエストをしてもらいました。すると… 「手巻き寿司！」と次男くん。 「賛成」とパパさんと長男くん。 と、いう訳で決定です。 オーダー♫手巻き寿司 本日の具材 かんぱち・サーモン・ねぎとろ・海老・いか 納豆・ツナ 沢庵・きゅうり・大葉 お米は少し固めに焚いて酢飯にし、四分の一にカットした海苔に銘々、好きな具材を乗せて頂きます。 育ち盛り？食べ盛り？の子供達は酢飯の時は、特に