[インタビュー]今の時代におけるCEROの存在意義とは? 審査不通過による発売見送り,対象年齢外タイトルのヒット,IARCなどへの見解を聞く ライター:相川いずみ 日本国内で販売されるゲームソフトの多くは,特定非営利活動法人のコンピュータエンターテインメントレーティング機構(以下,CERO)による審査を受けており,ソフトのパッケージや公式サイトには,その内容に応じた年齢区分などのマーク(CEROレーティングマーク)が表示されている。 画像はCERO公式サイトより これによって,ユーザーは購入前であっても,ゲームソフトの表現内容をおおまかに把握できる。特に子どもを持つ親にとっては,子どもが欲しがるゲームソフトがちゃんと年齢に合っているものなのかを判断する基準として,大いに役立てられるはずのものだ。 だが,2002年のCEROレーティング制度開始から20年以上が経った昨今,その存在意義に疑問を
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