ホンダのF1は以前、活動の終わりには休止という言葉を使っていたが、今回の第三期の終わりは第一期、第二期と違い、「撤退」という強い言葉で活動の終わりを告げた。 福井威夫社長は「撤退という言葉をあえて使ったのは、F1に注いできた情熱、リソース、人材、それを新しい時代に振り向ける強い意志が入っていると理解してほしい。今まで100年間の自動車産業の繁栄から、次の100年に向かうための新しい時代に入ったという認識を持っている」と語る。 福井社長の言う新しい時代とは「原油が高い、原油が使えない、原材料が豊富に使えない。高い原材料を使わなければならない」という時代。今回は経済環境の悪化が、新しい時代への対応の大きなきっかけを作ったことになる。 具体的な対応は「来年登場の『インサイト』と、それに続くラインナップの強化。世界中で必要とされている『フィット』の下位にあたる小さくて、燃費がよくて、原材料を使わな
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