学術雑誌が紙媒体を用いて論文を出版していた頃、紙面による制限ゆえに、掲載する論文を専門家による査読で選別することに意味があった。しかし、インターネットの普及とともに、低コストの出版が可能となり、こうした査読システムは時代遅れとなった。これからの時代には、出版と評価を切り離し、出版は査読なしで即座に行い、評価は出版後に計測される被引用度などの指標に基づいて行う新たなシステムが求められる。このページでは「評価される人ほど評価する能力がある」というエリート主義の原則と「評価する人の数が増えるほど不正や偏りは少なくなる」という民主主義の原則という対立する二つの原則を取り入れた再帰的投票システムを提案する。 1 : 査読システムの必要性 査読(peer review)とは、専門を同じくする研究者仲間(peer)による論文の批評(review)のことで、学術雑誌の編集者はこれを参考にして投稿された論
Nature Publishing Groupが、Nature.comのジャーナルに新しい指標を導入しました。このような指標は一般的に“article level metric”と呼ばれています。 具体的には、Nature、Nature Communications、Scientific Reports等の20タイトルで2011年以降に掲載された論文を対象として、次のデータが表示されるようになっています。 (1)Web of Science、CrossRef、Scopusにおける被引用数 (2)論文のページビュー (3)TwitterやFacebook等のソーシャルメディアでの言及数、ニュースサイト・ブログ・Google+でのコメント なお、このうち(3)についてはaltmetric.orgのAPIによって取得されているものです。2011年創立のaltmetric.orgは、“altmet
IOP Publishing has announced the launch of article level metrics on its journal platform IOP science. Article level metrics are increasingly being used by authors and readers to view the wider impact of an article beyond traditional citations. The metrics also provide a new way for readers to discover content. The first article level metrics features have been launched across 36 journals, providin
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く