会員制高級愛人クラブをうたい、歯科医らに売春を斡旋(あっせん)したとして、大阪府警保安課と大淀署は23日、売春防止法違反(周旋)容疑で、大阪市東淀川区東中島の「エッセンス倶楽部大阪」を摘発、経営者の與那原春領容疑者(62)=同市淀川区木川東=を逮捕した。 同容疑者の銀行口座には5年間で男性会員約240人から約4300万円の振り込みがあり、売春を斡旋した売上金だったとみている。「生活のためにした」と容疑を認めているという。 逮捕容疑は今年1月、歯科医師(56)と会社員(44)の男性会員に紹介料各2万円を銀行口座に振り込ませ、それぞれ自称会社員(24)と自称ネイリスト(32)の女性会員を斡旋したとしている。 同署によると、男性会員は医師や弁護士らが対象で、19歳から40代の女性会員約170人がいると説明。入会金3万円と紹介料2万円を支払うと女性を指名できる仕組みだった。「入会金20万円のVIP