2006年7月15日のブックマーク (2件)

  • 絶叫機械+絶望中止 - 童話「三人の少年」

    三人の少年が、遠くに浮かぶぼんやりとした輝きに目を奪われた。 「ああ、あの輝きが欲しいなあ」 輝きは彼達に名誉や富を与えてくれるように見えたし、何よりその輝きを見ていると彼達は心が安らいだ。 一人の少年は、輝きに至るまでの道筋を調べる為に、村の古老の家に行った。 一人の少年は、輝きに至るまでの道を、正しく進もうと決めた。 一人の少年は、とりあえず輝きを追いかけて走り出した。 一人目の少年が村の古老の家に着き、輝きの事を話すと、古老は言った。 「輝きへ至る道筋などはない、輝きをもう一度よく見なさい」 少年は、古老が答えをくれなかったので、ガッカリしてもとの場所に戻った。 古老の言う通り、輝きを良く見てみよう。 少年が目を細めて輝きを見ると、中には怖い顔の鬼や獣が潜んでいた。 少年は、恐ろしくなって、輝きから目をそらした。 すると、目の前に可愛らしい少女がいて、輝いて見えたので、彼はその少女と

    絶叫機械+絶望中止 - 童話「三人の少年」
  • ITmedia News:はてな、アメリカへ (1/3)

    はてなの近藤淳也社長が日を去る。ともう1人の社員と、犬1匹を連れて。社員19人を、東京に残して。 なぜ今、アメリカに?――そうたずねると「いや、それがね」と照れ、濃くて強い目の光が、少し柔らかくなる。 「映画館で『スターウォーズ エピソード3』を見ていてふと、『東京でぬくぬく暮らしていてはいけない』と思ったんですよ」 善良で純粋だったアナキン・スカイウォーカーは、つらい葛藤を経てダークサイドに落ち、ダースベイダーになる。「登場人物みんな、ずいぶん過酷な人生を送ってますよね。全宇宙の運命を背負い、命をかけて刀を振ったり――すごいなぁと思って」 そして反省した。「もっと過酷な環境で頑張らないといけないのでは」と。昨夏のことだ。 近藤社長の生活も、生ぬるいものではないはずだ。「日を代表するWeb2.0企業」などと言われ、注目を集めるベンチャー社長。新サービスやユニークな会社の仕組みにマスコ

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