安くてカロリーが高い食品が工場で生産されるように、インターネット上でも内容が薄くユーザーが好みそうなコンテンツが増え、多くの企業がジャンク・コンテンツを配信しています。 数年前、クレイ・ジョンソン氏によって出版された「情報ダイエット」という本によれば、体が砂糖や塩分を好むように、私たちの脳も一般ウケしやすく、中身の薄いコンテンツを好む傾向にあり、このようなコンテンツを日々消費することによって、脳にどんどんダメージを与えているそうです。 ↑ジャンク・コンテンツの甘い誘惑。 SNSはもちろんですが、最近では機械学習の性能も上がってきており、何もしなくてもジャンク・コンテンツがどんどん口の中に放り込まれています。 「もしあなたが食べたいものだけ食べて生きていけるなら、デザートしか食べないだろう。ジャーナリズムも同じことだ。彼らもユーザーが欲しがるデザートしか提供しない。」(クレイ・ジョンソン)