テキサス州オースティン発--その規模と熱狂振りの大きさを多くの人が語ったSouth by Southwest(SXSW)Interactiveカンファレンスだが、変わらなかったことを誰もが喜んでいるように見えたことが1つだけあった。それは、SF作家のBruce Sterling氏が閉会の言葉を述べたことだ。 およそ45分間のスピーチの間、Sterling氏はWeb 2.0技術に関する疑問点から、海外で米国および米国民がどのように見られているか、さらに、現在同氏が住んでいるセルビア・モンテネグロの都市ベオグラードの政治問題や日常生活にいたるまで、多くの問題に言及した。 Sterling氏のスピーチは全般的に反抗的かつ叙情的で、同氏のスタイルを貫いていた。それは、現代技術への賛歌であり、また、今の世の中、その気になればどこででも生きられるにも関わらず、1カ所に留まっているように見え、それでいて
ケータイ小説の分野で、数々のヒットを飛ばしている女性作家がいる。彼女は、2つの方向から注目を浴びているようだ。1つは、彼女の作品のファンから。そしてもう1つは、マーケティング活動としての携帯小説に注目する企業から。 女性作家の名前は、内藤みか氏。携帯サイト1日7万アクセスの実績を持ち、一部で「ケータイ小説のクイーン」の異名をとる。内藤氏に携帯小説を執筆する難しさと、なぜ企業から注目が集まっているのかを聞いた。 先細りの出版業界で、見つけた「生き残り策」 携帯小説を書くようになったきっかけを、内藤氏は「生き残るための策」だったと笑いながら話す。 昨今、出版業界は市場の規模が縮小しているといわれる。本は売れず、文芸誌の勢いにもかげりが見える。「ある文芸誌は、厚さが3分の2になってしまった。偉い人(文豪)の作品を載せるだけでせいいっぱいで、私のような30代の若手作家が小説を載せるスペースがない」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く