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ブックマーク / www.asahi.com (284)

  • asahi.com(朝日新聞社):唾液を調べ、がん発見 慶大研究所などが新技術開発 - サイエンス

    唾液(だえき)に含まれる成分を調べ、がんを発見する技術を、慶応義塾大先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)と米カリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)が共同で開発した。唾液の検査は、X線や血液の検査より患者の負担が小さく、実用化されれば症状が出にくいがんの早期発見につながる可能性がある。  UCLAが、膵臓(すいぞう)がん、乳がん、口腔(こうくう)がん患者や健常者ら215人の唾液を集め、慶応大がそれぞれのがんに特徴的な物質を探した。検出された約500種類の糖やアミノ酸などのうち、膵臓がん患者はグルタミン酸の濃度が高いなど、健常者に比べ濃度が高かったり低かったりした54物質を特定した。  これらの物質の特徴を組みあわせた解析で、がん患者を対象に、がんが判別できる精度を調べた。この結果、膵臓がんの99%、乳がんの95%、口腔がんの80%を見分けられた。年齢や性別、人種の差は、あまりなかった。  

    kelokelo
    kelokelo 2010/06/29
    "これらの物質の特徴を組みあわせた解析でがん患者を対象にがんが判別できる精度を調べた。この結果、膵臓がんの99%、乳がんの95%、口腔がんの80%を見分けられた。年齢や性別、人種の差はあまりなかった。"
  • asahi.com(朝日新聞社):iPS細胞使って血液できた マウス体内で幹細胞作製 - サイエンス

    iPS細胞(人工多能性幹細胞)をマウスの体内に入れて血液のもとになる造血幹細胞を作り出し、それを別のマウスに移植して実際に血液を作らせることに東京大の研究チームが成功した。iPS細胞を体外で人工的に培養して作った従来の造血幹細胞は、生体に移植しても定着せず、血液を作り出せなかったという。白血病など血液の難病の治療に一歩近づく成果だ。  チームの大学院生、鈴木奈穂さんによると、マウスの尾の細胞から作ったiPS細胞を、造血幹細胞への変化を促すホルモンなどとともにマウスに移植。約3カ月後に骨髄を調べたところ、iPS細胞が変化してできた造血幹細胞が確認され、正常に血液を作っていることも確認できた。  iPS細胞が体内でさまざまな細胞に変化し、その中に含まれていた造血幹細胞が骨髄に移動したらしい。  この造血幹細胞を取り出し、造血幹細胞を壊した別のマウスに移植したところ、同じように細胞が骨髄まで移動

    kelokelo
    kelokelo 2010/06/28
    いつかはin vitroで出来るようになる、とは思うけど。
  • asahi.com(朝日新聞社):日本人科学者、待遇に不満? 満足度調査で最下位に - サイエンス

    英科学誌ネイチャーは24日発行の誌上で、世界の科学研究者を対象にした待遇の満足度調査結果を公表した。比較可能な16カ国でみると、満足度が最も高かった国はデンマークで、最も低かったのは日だった。中国やインドとともに、欧米諸国に比べて独立性に満足している人の割合の少なさが目立ったという。  ネイチャー誌などに登録している研究者らに、給与、休日、健康、年金、労働時間など8項目の満足度を尋ねた。約1万600人から回答があり、欧米諸国や中国、インドなど計16カ国を比較した。  8項目合わせて点数化したところ、日の満足度は、1点満点に対して0.458点。デンマークは0.777点、全体の平均は0.594点だった。日に次いで低かったのは中国、インドだったが、この2国は以前に比べて満足度が向上していると回答した人が多かったという。ただ、一般市民を対象にした他の調査結果と似通った傾向もみられ、国情が反映

    kelokelo
    kelokelo 2010/06/24
    あちゃー。原文はこれかな→http://dx.doi.org/10.1038/nj7301-1104a
  • asahi.com(朝日新聞社):「はやぶさ」のカプセル、仕分け「廃止」施設で展示へ - サイエンス

    奇跡の帰還を果たした小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルが、事業仕分けで「廃止」とされた東京駅前にある宇宙航空研究開発機構の広報施設「JAXAi」で展示される見通しになった。  プロジェクト責任者の川口淳一郎教授が21日、川端達夫文科相を訪ね、「夏休みにカプセルの実物を子どもたちに見せたい」と決意表明。「どこで?」と聞かれると「(宇宙機構の研究所がある)相模原と話題になった(東京駅前の)丸の内を考えています」と答えた。川端文科相は大阪万博で展示された「月の石」を例に挙げ、「それ以上の展示になりますね」と応じた。

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    kelokelo 2010/06/23
    皮肉なタイトル。見に行こう。
  • asahi.com(朝日新聞社):iPS細胞開発の山中教授が京都賞受賞 - サイエンス

    稲盛財団(稲盛和夫理事長)は18日、科学・技術や思想・芸術などの発展に貢献した人に贈る第26回京都賞の受賞者を発表した。先端技術部門は、iPS(人工多能性幹)細胞を開発した京都大学の山中伸弥教授(47)。iPS細胞は再生医療への応用が期待され、難病の解明や治療法開発など医学全般に役立つ根的な技術と評価された。  サンフランシスコに出張中の山中教授はテレビ会見で「iPS細胞技術が、世のため人のためになるには、これからが正念場。受賞を励みに、一日も早い実用化をめざしたい」と喜びを語った。  基礎科学部門は、異なる数学の分野を結びつけ計算機科学などに大きな影響を与えたハンガリーの数学者、エトベシュ・ロラーンド大学のラースロー・ロバース教授(62)。思想・芸術部門は、素描とアニメーションを融合させた南アフリカの美術家、ウィリアム・ケントリッジ氏(55)。  授賞式は11月10日にあり、メダルや賞

  • asahi.com(朝日新聞社):キルギス民族衝突、死者100人超す ロシアの介入焦点 - 国際

    【モスクワ=副島英樹】中央アジア・キルギス南部で続くキルギス系とウズベク系住民の衝突の死者は、13日夜までに114人に達し、負傷者は1450人を超えた。キルギス保健省の情報としてノーボスチ通信が伝えた。南部のオシやジャラルアバドでは緊張状態が続いている。  キルギス臨時政府が平和維持部隊の派遣を要請したロシアのメドベージェフ大統領は同日、キルギスのオトゥンバエワ臨時大統領と電話で会談し、民族衝突をできる限り早急に止める必要があると述べた。14日には、ロシアや中央アジアなど旧ソ連7カ国でつくる軍事機構「集団安全保障条約機構」の安保会議書記会合を開き、対応を協議することを伝えた。同機構が合同部隊の投入に踏み切るかどうかが焦点になる。

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    kelokelo 2010/06/15
    キルギスでのウズベク人とキルギス人の間の民族紛争。
  • asahi.com(朝日新聞社):サルもテレビ見てウキウキ? 京大、喜ぶ脳反応を確認 - サイエンス

    サルがテレビの映像を見た時、楽しいと感じていることが、京都大学霊長類研究所の正高信男教授(認知神経科学)らの研究でわかった。飼育されているサルのストレスを軽くするため、動物園などでテレビを見せることがあるが、効果はあると考えられるという。  3歳のオスのアカゲザル1匹に、サーカスのゾウやキリン、トラが芸をしている映像を見せ、脳の血流を調べる光トポグラフィーで脳の活動を調べた。すると、映像を見ている時は前頭葉のある部分で活動度が上がっていた。この部分は、人間の赤ちゃんがお母さんの笑顔を見て喜ぶ時に反応する場所として知られるという。  13日付のスイスの学術誌の電子版に掲載された。(宮島祐美)

    kelokelo
    kelokelo 2010/06/15
    "3歳のオスのアカゲザル1匹に、サーカスのゾウやキリン、トラが芸をしている映像を見せ、脳の血流を調べる光トポグラフィーで脳の活動を調べた。すると映像を見ている時は前頭葉のある部分で活動度が上がっていた"
  • asahi.com(朝日新聞社):はやぶさカプセル、先住民の聖地で発見 了解得て回収へ - サイエンス

    ヘリからの捜索で見つかった回収カプセル。白いパラシュートの左に、銀色に輝く円筒形のカプセル部分が落下していた=宇宙機構提供    【ウーメラ(豪州南部)=東山正宜】小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰った、小惑星「イトカワ」の砂が入っている可能性がある回収カプセルがヘリによる上空からの捜索で見つかり、宇宙航空研究開発機構が14日、写真を公開した。現地の砂漠一帯は先住民アボリジニーの聖地に当たっており、14日午前、回収作業が始まる前に、アボリジニーの代表が状況を確認するため、ヘリで現場に向かった。  宇宙機構によると、カプセルの落下地点は豪州南部の街ウーメラの北西約200キロの地点。13日夜にヘリが付近を捜索し、カプセルからの電波と発熱による赤外線を頼りに発見した。カプセルは直径約30センチ、高さ15センチ、重さ約6キロ。パラシュートが正常に開き、大きな破損がないことが目で確認できたという。  

  • asahi.com(朝日新聞社):砂漠の星くず見つけ出せ はやぶさカプセル回収大作戦 - サイエンス

    地球を目指す「はやぶさ」の想像図=宇宙機構、池下章裕さん提供    小惑星「イトカワ」に着陸した探査機「はやぶさ」が13日、7年の旅を終えて地球に帰ってくる。大気圏で燃え尽きる前に、小惑星の砂が入っている可能性があるカプセルを放出する。パラシュートは開くのか、落下後に見つけ出せるのか、気を抜けない局面が続く。世界初となる小惑星の砂の入手を目指し、日米豪の約50人が回収作戦を展開する。     ◇  はやぶさは、13日午後11時ごろ大気圏に再突入、豪州南部ウーメラの砂漠に落下する予定。突入速度は米スペースシャトルの1.5倍の秒速12キロ。重さ500キロの探査機体は流れ星となって消える。  体が燃える前に回収カプセルを放出する。中華鍋のような形で直径は40センチ、底は耐熱樹脂で覆われている。再突入から70秒後に表面の温度は3千度に達し、最大で重力の50倍の力がかかる。  カバーを吹き飛ばし

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    kelokelo 2010/06/06
    JAXAの人たちもドキドキだろうな。
  • asahi.com(朝日新聞社):iPS細胞から大量リンパ球 がん治療、マウスで成功 - 社会

    がん細胞を攻撃するリンパ球の一種から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作り、このリンパ球を大量に増やすことに、理化学研究所のチームがマウスで成功した。増やしたリンパ球をマウスに戻すと、皮膚がんの成長が抑えられた。自分の細胞由来なら拒絶反応が起きないため、チームは人のがん治療への応用に向けて研究を進める。  増やしたリンパ球は「ナチュラルキラーT細胞(NKT細胞)」という細胞。血液中にわずかしかなく、体外で培養することも難しい。  理研の渡会浩志上級研究員らは、iPS細胞を利用してNKT細胞を大量に作れば、がんの免疫療法に使えると考えた。まずマウスの皮膚細胞から作ったiPS細胞を増やし、リンパ球へと誘導してみた。すると色々な種類のリンパ球ができたが、NKT細胞はほとんどできなかった。  そこで脾臓(ひぞう)から採取したNKT細胞を使ってiPS細胞を作り、これをもとに分化させると、NKT細胞だけ

  • asahi.com(朝日新聞社):外で友達と遊ぶ子ほど「高学歴・高収入に」 独法調査 - 社会

    子ども時代に自然に触れたり、子ども同士で遊んだりした体験が豊かなほど学歴が高く、大人になってからの収入も多い――。独立行政法人・国立青少年教育振興機構が、そんな調査結果を発表した。  調査に携わった千葉大学の明石要一教授(教育社会学)は「遊びは仲間うちのルールづくりなどを通じて人とつきあう力や意思決定力を育てる。自然に触れて驚けば、『なぜ』という疑問を呼んで探求心や好奇心を育てる。そうした体験が学力などに結びついているのではないか」と分析している。  調査は昨年11月、20〜60代の計5千人にインターネットを通じて実施した。「海や川で泳ぐ」「かくれんぼや缶けりで遊ぶ」「弱い者いじめやケンカを注意したり、やめさせたりする」といった子ども時代の体験について、「何度もある」2点、「少しある」1点、「ほとんどない」0点という具合に点数化した。  その結果、点数の上位層は大学・大学院卒が50.4%と

    kelokelo
    kelokelo 2010/05/27
    もうちょっとまともな調査してほしい。/科学的なことはともかく、外で遊ぶのは大事だよなー。
  • asahi.com(朝日新聞社):RPGみたいな小学校教科書 バンダイナムコが共同制作 - 社会

    2年生の算数の教科書。ロールプレーイングゲームのように、問題を解いて、鍵を集めていく、という仕立てだ理科の教科書に出てくる「学年目標ツリーハウス」。学習する各単元の内容を「ツリーハウス」の模型にして、それぞれのつながりがわかるように工夫した  ゲーム会社大手のバンダイナムコゲームス(BNG)がプロデュースした小学校の教科書が文部科学省の検定に合格し、来春から学校現場で使われることになった。「教育事業に進出し、子どもたちを楽しませるノウハウを生かしたい」と老舗(しにせ)の出版社・学校図書に持ちかけ、共同制作した。ロールプレーイングゲーム(RPG)のような物語仕立てで問題を出題するなど、異色の内容だ。  今回つくった教科書は、算数、理科、国語の3教科。BNGの石川祝男社長は「学校教育の象徴である教科書づくりにかかわりたかった」。一方の学校図書も、学校での教科書のシェアは1〜2割程度にとどまって

    kelokelo
    kelokelo 2010/05/23
    いいなー、楽しそう。子供やる気でるよな。
  • asahi.com(朝日新聞社):人工生命、完成見えた 米研究所、ゲノム合成し人工細菌 - サイエンス

    人工ゲノムを持った「人工細菌」の電子顕微鏡写真=サイエンス提供    自己増殖をする「人工細菌」を作ることに、米のチームが初めて成功した。DNAをつないで、ゲノム(全遺伝情報)を人工的に作った。生命の設計図であるゲノムが働くことが確認でき、「人工生命」ともいえる成果だ。医薬品づくりなどに役立つ技術と期待される一方で、安全性の確保や悪用防止が課題になる。生命とは何かを問うことにもつながりそうだ。  作ったのは、人間のゲノム解読に携わったクレイグ・ベンター博士が代表を務める研究所のチーム。遺伝情報にあたる塩基配列が少なく、操作しやすい「マイコプラズマ・マイコイデス」という細菌をモデルにした。  この細菌のゲノムをまねて、ゲノムを構成するDNAの断片を化学合成した。これを大腸菌などの中で1につなげて、人工ゲノムを作った。この人工ゲノムを、ゲノムを除いた別種の細菌の細胞膜を器にして、移植した。

    kelokelo
    kelokelo 2010/05/21
    あとは細胞膜などだな。論文:http://dx.doi.org/10.1126/science.1190719
  • asahi.com(朝日新聞社):頼むぞ「あかつき」 打ち上げ前の激励?天文ショー - サイエンス

    大接近して見えた月と金星。左は東京タワー=16日午後7時31分、東京都港区浜松町種子島宇宙センターで見えた金星(左上方)と月。右はN1ロケットの模型=16日午後7時49分、長沢幹城撮影  宵の明星としてここ数週間、西の空で輝きを増している金星が、月齢2の細い月に接近して見える天文ショーが16日夕、全国各地で見られた。18日早朝には金星探査機「あかつき」が打ち上げられる予定で、昨夏に観測を終えた月探査機「かぐや」から「あかつき」へのバトンタッチを象徴するイベントになった。  国立天文台などによると、金星は7月ごろまで夕方の西の空に見つけやすくなっている。見かけ上、月と毎月のように近づいているが、この日は大接近で、東南アジアでは金星が月に隠れる「金星」になった。  一方、宇宙航空研究開発機構によると、「あかつき」を打ち上げるH2Aロケットはこの日、17日早朝からの機体移動を前に点検が行われた

    kelokelo
    kelokelo 2010/05/17
    これ、俺も見た。
  • asahi.com(朝日新聞社):始祖鳥は羽ばたけなかった? 研究者「翼の強度が不足」 - サイエンス

    今回の研究につかわれた孔子鳥の化石=サイエンス提供始祖鳥の想像図=トッド・マーシャル氏作、サイエンス提供  始祖鳥や孔子鳥は、木の上から滑空ぐらいしかできなかったかもしれない。英国とアイルランドの研究者は現生の鳥類と比較し、絶滅した原始的な鳥類は羽ばたいて飛ぶには翼の強度が足りないと結論づけた。これまでは羽ばたき飛行の能力があるとの説が有力だった。14日付の米科学誌サイエンスに発表した。  化石の始祖鳥(1億4500万年前)と孔子鳥(1億2千万年前)、現生の4種の鳥類(ユリカモメやモリバト、ワタリアホウドリ、シロエリハゲワシ)の風切り羽根の長さや羽軸の太さ、それぞれの体重を調べ、飛ぶ際に翼にかかる荷重と翼の強度を推定した。現生の4種の鳥類の翼は体重の6〜13倍の荷重に耐えられたが、羽軸が1ミリ程度とより細い始祖鳥は0.55倍、孔子鳥は0.39倍で体重すら支えきれなかった。仮に始祖鳥と孔子鳥

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    kelokelo 2010/05/15
    始祖鳥が飛べない話ってずいぶん前から言われていなかったっけ。きちんと結論づけたから話題になったのか。論文:http://dx.doi.org/10.1126/science.1188895
  • asahi.com(朝日新聞社):iPS細胞から耳有毛細胞再生 難聴原因、マウスで成功 - サイエンス

    マウスのiPS細胞から作った耳の有毛細胞=大島さん提供  音の聞き取りに重要な耳の有毛細胞を、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作ることに、米スタンフォード大の大島一男講師らがマウスで成功した。マウスでも耳や目など感覚器に関連する細胞を作るのは難しかった。有毛細胞の損傷は難聴の一因だが、再生しないために治療が難しく、再生技術のヒトへの応用が期待される。  音は鼓膜などを通じて渦巻きの形をした内耳の蝸牛(かぎゅう)という器官に伝わり、そのなかの有毛細胞によって電気信号に変換され、神経細胞を通じて脳に届く。加齢や騒音、薬の副作用によって有毛細胞が傷つくことで聴覚障害やバランス感覚の障害が起こる。  大島さんらは、マウスの皮膚の細胞に四つの遺伝子を入れて作ったiPS細胞に、特殊なたんぱく質を加えて内耳の組織のもとになる細胞を作った。さらに別の種類の細胞と一緒に培養するなどして有毛細胞を作ることに

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    kelokelo 2010/05/15
    Wnt/TGFβ signalingの阻害→FGF signaling→Stromal Cellと培養。論文:http://dx.doi.org/10.1016/j.cell.2010.03.035
  • asahi.com(朝日新聞社):違法ネット動画、瞬時に発見 NEC新技術が国際標準に - サイエンス

    インターネット上に投稿される動画から、違法コピーを自動で瞬時に見つけ出す技術をNECが開発し、7日発表した。動画の特徴をコンピューターで分析、オリジナル動画を登録したデータベースと照合して、一致するものがあればコピーと判断する。国際標準化機構(ISO)が4月、標準規格として承認した。NECは、ネットの動画配信業者やテレビ局などによる実用化を期待している。  ネットではユーチューブなどの動画投稿サイトが人気だ。しかしNECによると、日のアニメがテレビ放送直後に各国言語の字幕付きで投稿されるなど、著作権の侵害が頻発。気づいて削除してもすぐ再投稿されるといった、いたちごっこも起きている。  ISOは違法動画を見分ける技術コンペを2009年に開催。NECの成功率は96%とトップの成績だった。映画館にビデオカメラを持ち込んでスクリーンを撮影するといったコピー法は、画像の明るさなどが大幅に変わるため

  • asahi.com(朝日新聞社):カエルのゲノム解読 両生類は初 奈良先端大など - サイエンス

    カエルの全遺伝情報(ゲノム)を、奈良先端科学技術大学院大の荻野肇特任准教授らが加わる国際チームが解読した。これまでヒトやマウス、ニワトリ、メダカなどのゲノムが解読されているが、両生類は初めて。魚類から陸上で生活する動物へと進化する道筋の解明に役立つ。また、両生類の再生能力の仕組みを明らかにすることでヒトの再生医療への応用も期待される。  チームはアフリカ産のネッタイツメガエルのDNAを解析した。ゲノムはヒトの6割にあたる17億塩基対。遺伝子は約2万個でヒトや魚類と大きな違いはなかった。しかし、遺伝子の働きを調節すると考えられている部分は、半分以上が魚類と一致しなかった。魚類との違いは遺伝子そのものではなく、遺伝子をいつどこで働かせるかの違いにあると考えられるという。  浅島誠・産業技術総合研究所フェロー(発生生物学)は「解読されたゲノムには、進化の過程を理解する上で優良な情報が含まれている

    kelokelo
    kelokelo 2010/05/06
    一般的に実験に用いられるXenopus laevisは4倍体であり、2倍体のXenopus tropicalisとの比較することで、進化的な変遷が明らかになるといった言及があるとよかったなぁ。論文:http://dx.doi.org/10.1126/science.1183670
  • asahi.com(朝日新聞社):手を動かしチャンネル操作 リモコン不要テレビ実用化へ - ビジネス・経済

    手の動きで音量やチャンネルを変えられるテレビ。画面上の小型カメラが手の動きを読み取る=川崎市、橋田写す  大手半導体メーカーのルネサスエレクトロニクスが、手の動きで家電製品を操作する技術を開発した。テレビに付けたカメラが人の手の動きを読み取り、音量やチャンネルを変えたり、録画をしたりする。テレビメーカーと実用化の交渉を始めており、リモコン不要テレビは来年にもお目見えしそうだ。  母体のNECが1990年代から開発している高性能のシステムLSI(大規模集積回路)と、ベンチャー企業の画像認証技術を組み合わせた。  手の動かし方によって、どの操作をするか前もって決めておく。テレビを見ている人が体調不良で動かなくなった時、近親者の家で警告音を鳴らす、といった設定も可能という。  安いカメラの画像に対応できるので、千円程度のコスト上昇で済むという。テレビのほか、エアコンやゲーム機、防犯カメラへの応用

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    kelokelo 2010/05/02
    誤動作しないのかな。
  • asahi.com(朝日新聞社):小型カメラが網膜代わり 眼球裏に電極、脳に情報送る - サイエンス

    目が見えない人の脳に、小型カメラで撮影した画像を送り、視力を回復させることに大阪大学の不二門尚(ふじかど・たかし)教授(感覚機能形成学)の研究グループが国内で初めて成功した。動く物の位置がわかるようになったという。効果と安全性を確かめ、3年以内にはつえなしで歩ける装置を作りたいという。  研究に参加したのは、網膜色素変性症の女性(72)。15年ほど前から網膜が損傷し始め、最近は明るさがぼんやりとしかわからないほどまで視力が低下した。  研究グループは、女性の左眼球の裏側に、7ミリ四方の電極チップを手術で埋め込んだ。外の世界の様子を額につけた小型カメラで撮影。画像処理装置を通してから、耳の後ろに埋め込んだ電力・画像データ受信装置に電波で画像を送り、電極が視神経を電気刺激して脳に伝える仕組みだ。  4月27日に行われた試験では、黒い幕の前に置かれた白いはし箱を研究者が動かすと、女性はその位置を