最初に何かのはずみで生まれた 意識の原初である天之御中主の神(言霊ウ)。 これは何だ?という 自覚の分析が始まりました。 自らを分けるのが自分。 言霊ウからのあらゆる言霊の発生は まさに己を分析するための 細胞分裂のような働き。 前回までで伊邪那岐・伊邪那美による 子生みのための準備が整いました。 古事記は次のように続きます。 ここにその妹伊邪那美いもいざなみの命に問ひたまひしく 「汝なが身はいかに成れる」と問ひたまへば 答へたまはく 「吾あが身は成り成りて 成り合はぬところ一処ひとところあり」と まをしたまひき。 ここに伊邪那岐の命詔りたまひしく 「我が身は成り成りて 成り余れるところ一処あり。 故かれこの吾が身の成余れる処を 汝が身の成り合はぬ処に刺し塞ふたぎて 国土くに生み成さむと思はすはいかに」と のりまたへば 伊邪那美の命答へたまはく 「しか善よけむ」とまをしたまひき。 ここに伊
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