泣く 泣く きみに抱かれて 泣く 仕事するだけの いちにちがあるように ただ 泣くだけの いちにちがあっていい 朝、横になりながら、TVで小室哲哉の引退会見を観ていた。 90年代、日本の音楽シーンを席巻していた天才だ。 顔が疲れ切っていた。 そういえば、KEIKOは「くも膜下出血」で倒れたんだっけ。 命は取り止めたが、後遺症が残って、小学校4年くらいの女の子 に戻ってしまって、自分自身も疲れていると語っていたなあ。 不倫疑惑とかなんとかいっているけれど、小室哲哉って、ものすごく センシティブに見えるから、男性機能も働いていないというのも本当だと思えるし、 よく告白する勇気があったなあと感心している。 そういえば、ぼく自身も、実は「くも膜下出血」で大切な人をなくしている。 そこそこ若い頃と、ずいぶんと若い頃に。 先輩の女流作家と、独身時代の女ともだち。 やぶ医者には「風邪」だと診断され、救急