2006年3月7日のブックマーク (4件)

  • finalvent氏の一連の主張について(箇条書きバージョン1) - 煙

    「ルワンダ虐殺と関東大震災の朝鮮人虐殺とは異なる」において ・まず、「ルワンダ虐殺と関東大震災の朝鮮人虐殺とは異なる 」においてfinalvent氏は、町山氏がパンフの文章の末尾に関東大震災の事件を持ち出すことに疑問を投げかける。 ・関東大震災の事件はルワンダ虐殺ほど酷い事件ではなく、異なるという。 ・しかし再びK_NATSUBA氏の言葉を借りると「ルワンダと同じような状況になったとき」、つまり自分が所属する集団が虐殺加害者になった時、「あなたは隣人を守れますか?」虐殺被害者を庇えるか、というのがポールさんの問いなのだから、規模や程度に差があっても「ポールさんのようになれるか」という命題において関東大震災の事件を想起させることは特に問題ないと私は考える。 ・それに対し、日はルワンダのような酷い虐殺は起こしていない以上、普遍的な「宗教的戒律」のような命題を突きつけられて、「それにただ頷くこ

    finalvent氏の一連の主張について(箇条書きバージョン1) - 煙
    kemu-ri
    kemu-ri 2006/03/07
    バージョン2を書く時間がないかもしれません。
  • 「ホテル・ルワンダ」 (Dead Letter Blog)

    実はもう2週間以上前に観ていたりする。感想を書こうかなとは思っていたのだけれども、色々私的な事情が重なってBlog自体書けなくなっていた。 個人的にはswanさんの見方に賛成。彼は単純に家族を守ろうとしただけでも、職業倫理を貫こうとしただけでもない。パン売り少女は内生的に社会的役割を演じた結果、正義が実現された、のではなく、むしろ、少女が志向する社会的善と合致する規範(法令)を利用し、差別的な因習に対して武装したのだ、と。職業倫理は悪しき因習に対する盾である。僕もそう思う。主人公のポールは自分と自分の家族を最優先に守ろうとしながらも、やはり最終的にはそのエゴを超えたところにたどり着く。彼は「悪しき因習」、傍目からは何の違いもないような人たちが相手を「ゴキブリ」と罵り・虐殺することに麻痺していく大きな流れ、そのことにプロテストする。そこにはやはり普遍的な倫理があったと思う。 ちなみに僕は、虐

    kemu-ri
    kemu-ri 2006/03/07
    >やはり理性的なメディアが介在した民主主義体制の成熟がまず必要なのではないかと思った
  • finalvent氏を支持する(2)------無限の虐殺のリプレイス - BigBang

    ■ルワンダ虐殺と関東大震災の朝鮮人虐殺とは異なる(finalventの日記) 私はこうした言及を安易に聞き流していいのだろうかと自問した。よくないと思う。 そうでなくても旗幟のみが問われる問題になりそうなので、結論を先に書いておこう。それは、ルワンダの虐殺と関東大震災の朝鮮人虐殺はとても異なるものであり、その差異をどう理解するかが日人に問われるということだ。「あなたの子をアウシュビッツに送らないと誰が保証してくれよう」という懸念を、もし可能なら、薄めておきたいのだ。 差異について無自覚であることを批判することは、発言者を侮辱することでも愚弄することでもない。そして、もしも将来の虐殺を我らが避けようと思うのなら、それは無限の過去の事例の分析の中にしか、おそらくないであろう。ないであろうが、それだけにその分析は慎重にも慎重でなければならない。1言で全てを納得できる筋合いのものではないであろう

    finalvent氏を支持する(2)------無限の虐殺のリプレイス - BigBang
    kemu-ri
    kemu-ri 2006/03/07
    私が思うに、BigBang氏の側にfinalvent氏を支持しなければならない根拠はほとんど皆無である。再考したほうがいい。二人の違いについてはhttp://d.hatena.ne.jp/kemu-ri/20060308/1141718023を参照。
  • finalvent氏を支持する(1)------ホテル・ルワンダを巡るカオスについて - BigBang

    (1)ある読者のエントリー(リンクはしない) →町山氏が「ホテル・ルアンダ」に関するパンフレットの一文で、関東大震災の朝鮮人虐殺に触れたことに対し、「知らぬことは知らぬ」としながらも、明らかな町山氏への侮蔑的表現、および朝鮮の方への民族的侮蔑的表現を行った。 ↓ (2)それへの町山氏の反論 →おそらく平静ではおられなかったと思う。エントリーで反論をされたが、これは「ある読者」への攻撃の要素を持っていたと思う。 ↓ (3)ネット上で、「ある読者」への非難が高まる。 →はてブその他で、「ある読者」の、民族的差別発言に対する非難が巻き起こった。 ↓ (4)「ある読者」の差別意識には異を唱えながらも、最後の一文に対して「違和感」を唱えるいくつかの言説が巻き起こった。(私のこのエントリーはこのカテゴリーに属する) ↓ (5)「批評する資格」が煙氏より問われ、パンフレット全文がアップされた。 ↓ (6

    finalvent氏を支持する(1)------ホテル・ルワンダを巡るカオスについて - BigBang
    kemu-ri
    kemu-ri 2006/03/07
    元テキストの「ポールさんのようになる」という命題が全く考慮されぬまま、また命題と命題の独立性・非排他性を確認せず、筋違いの異議と表面的な支持が繰り返される。相互排他的論争という思い込みを脱した方がいい